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足のスペシャリストが伝授 むくみ予防のための賢い靴選び

いつも足がむくむという方は、もしかして靴が合っていないのかも?むくみを予防するためには、できるだけ足に負担をかけない靴を選ぶのがポイントです。足の悩み研究家、大多和圭子さんに靴選びのポイントや理想の足についてお話を伺いました。

キレイなメリハリがあるのが理想の足。美しい足のラインに近づけるには、姿勢よく歩いてバランスの良い筋肉をつけることが大切です。また、足はむくんでいるとキレイに見えません。オフィスで座っている時間が長い人や、30代以降の女性は「足のむくみケア」も心がけましょう。

正しい歩き方をご存知ですか?かかとから着地して重心を小指の方へと移動させ、親指で地面を蹴り上げる「あおり運動」を行っているのが理想的な歩き方。靴は、理想的な歩き方ができるものを選ぶことがキレイな足に近づく第一歩です。最近はラクチン靴が流行っていますが、ゆるい靴ではうまく「あおり運動」を行うことができません。

靴がゆるいと靴の中で足がすべって、本来使う筋肉以外に余計な力が入り、ふくらはぎのポンプ機能が正しく動きにくく、足は緊張した状態が続いてしまいます。それがむくみの原因のひとつ。また、足首を動かしにくいタイプの厚底で固いウエッジソールの靴は、足首を太くしてしまう危険性も。靴選びを間違うと筋肉のバランスも悪くなり、足を疲れさせ、よりむくみやすい足になってしまいます。

着席時と起立した時では、脚の幅は大きく変わるため、試し履きでは必ず歩いてみること。足のサイズを正確に測るなら、起立して第三者に測ってもらうのが鉄則です。また、裸足、ストッキング、タイツなど、着用するものによっても靴のサイズは変わるため、その靴に合わせるものを着用した状態で試しましょう。片足立ちで足を揺らしてみた時に痛かったり、靴が脱げてしまうものは、自分にとってむくみやすい靴かもしれません。靴のかかとが浮かないホールド感のあるものを選びましょう。

足の甲を固定でき、靴と足を一体化できるベルトのあるデザインがベスト。ストラップがついていない場合でも、ファッション性の高いシューズバンドで代用すればオシャレも同時に楽しめます。

かぶりの浅いバレエシューズは、何度も履いているうちに生地が伸びてしまいやすい靴。足をきちんと上げずにかかとだけで歩くすり足にもなってしまいやすく、むくみの原因になります。

靴底が柔らかく、すり減りやすいナースサンダルタイプよりも、足の甲が固定され、足首のストラップやバックベルトなどでかかとが左右に流れないデザインがベター。

足を固定する部分の少ないビーチサンダルは、歩くたびに指先に力を入れなければ歩けないため、ハンマートゥ(足の指が丸まったままの状態)や外反母趾になりやすい。

ロング、ショートに関わらず、ファスナー付きのブーツがオススメ。あまりピッタリしすぎているとむくみの原因になるため、ふくらはぎの部分に指1本入る余裕のあるものを。

ノーファスナーのムートンブーツは、履きやすいように間口を広くとっています。実際の足よりもゆったりとつくられているため、ブーツの中で足がすべってしまいます。

むくみやすさはヒールの高さよりも、靴に「返し」があるかどうかがポイント。多くの骨で構成されている、足の関節の動きについてくる靴を選べば、ヒールがある靴でも足首を動かすことができ、むくみ防止に。

朝はインソールを入れて出勤、午後になり足がむくんできたらインソールを抜くなど、むくみのツラさを和らげるためには、インソールを活用するのが賢い方法です。

靴を買う前に、自分がどれくらいむくみやすいのかを知っておくことも重要なポイント。朝と夕方の2回、ふくらはぎと足首の太さを測ってみるのもオススメです。

自分の足に合った靴を選んでも、どうしてもむくんでしまう時はあるもの。
そんな時にオススメの簡単なマッサージ方法をご紹介します。

足の指の間に「上から」手の指を入れて、引っ張るようにマッサージ。上から入れることで足首がぐっと曲がり、リンパ節までしっかりマッサージできます。

イスに深く腰掛け、骨盤を立たせるようなイメージで座り、足首を上下に運動させます。筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことで、ふくらはぎのポンプ機能が動きだします。

足がむくんで重い時は、足を上げて軽く膝を曲げ、バタバタ動かすと筋肉の緊張が緩まります。股関節からしっかり動かすように意識すると、さらに血流UP。

エスエス製薬は、全国の20〜50代の女性10,000人に、足のむくみについてアンケートを実施しました。その結果、なんと半数の50.8%の人がむくみを経験したことがあると回答。そのうち「症状に悩まされることがある」と回答した人は6割にのぼり、むくみ経験者の多くはその症状に悩まされているようです。また、過去1年以内に足のむくみを経験したことのある1,000人を対象に、年間を通してどの季節に足のむくみに悩まされるか聞いたところ、7割(71.1%)の人が「1年中」と回答しました。

足がむくむ、だるい、疲れるといった足の悩みを抱えている人は、成人女性の50%以上にみられていますが、これらの症状の原因の多くが足の静脈にあり、「静脈還流障害」の初期症状かもしれないってご存知でした?

「静脈還流障害」とは、足の静脈の血流が滞ることによって引き起こされる疾患のこと。初期症状には足のむくみ・だるさ・重さ・疲れ・つっぱり感・痛みなどがみられますが、こうした症状のほとんどは一時的な疲れによるものと考えてしまいがちです。しかし、この状態を長期間放置しておくと、静脈瘤、色素沈着、皮膚潰瘍などの症状があらわれることもあります。

それでもむくみが気になる方に・・・ 身体の内側からのケアも重要!足のむくみを改善する”飲む”むくみ改善法とは?