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その不調は更年期のシグナル!?女性ホルモンを整えてカラダコントロール

  • なぜアラフォーになると不調になるの?
  • 読者エディターの不調撃退法を松村先生がチェック!
  • いずれやってくる更年期…その前にすべきことは?

最近、なんとなく体がだるい、肌が荒れやすい、ちょっとしたことでイライラする…、そんな心身の不調を感じるアラフォー世代。不調の原因とその対処法を知って、イキイキと輝く毎日を過ごしましょう。

なぜアラフォーになると不調になる?女性ホルモンと不調の関係

アラフォー女性の不調は女性ホルモンのバランスの乱れが影響しているかも!?女性ホルモンと不調の関係について、成城松村クリニックの松村圭子先生に教えていただきました。

成城松村クリニック 院長 松村圭子先生

PROFILE

ナビゲーター
成城松村クリニック 院長 松村圭子先生

1995年広島大学医学部卒業後、同産婦人科学教室入局。日本産科婦人科学会専門医。2010年、成城松村クリニック開院、院長に就任。あらゆる不調に対し、西洋医学だけでなく、漢方薬やサプリメント、オゾン療法、高濃度ビタミンC点滴療法なども積極的に治療に取り入れ、婦人科疾患のみならず女性のトータルケアをサポートする。女性誌などを中心に多数の雑誌、TV出演、講演など幅広く活躍中。

アラフォー女性が不調を感じるのは当たり前!?その原因は、女性ホルモンにあり

「女性ホルモンと言うと、美容面に目がいきがちですが、女性ホルモンが乱れると心や体にいたるまでさまざまな不調が起こりやすくなります」と松村先生。こんな症状があったら、女性ホルモンが乱れているサインかもしれません。

<女性ホルモンのバランスの乱れによって起こりやすい不調>

45歳を過ぎると、女性ホルモンは急激に減少!

女性がイキイキと毎日を過ごすために女性ホルモンの働きが大切ですが、残念ながら女性ホルモンは年齢を重ねていくにつれて減る一方。「女性ホルモンの分泌量は、20代後半位でピークに達し、減少に転じるのは35歳位から。45歳位で急激に減少し、50歳位の頃には分泌量はごく少量に。アラフォー世代が不調を感じ始めるのも、女性ホルモンの乱れが影響しています。このホルモンバランスの乱れによる不調が顕著に表れるのが更年期。40代後半になると卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少し、自律神経もつられて一時的にパニックを起こして、さまざまな不調を感じるようになるのです」(松村先生)

女性のライフサイクルにおける女性ホルモンの分泌量の変化

出典:輝きプロジェクト

自律神経の異常によって、動悸・息切れ、めまい、肩こり、イライラや不安、睡眠障害、うつ状態…といった自律神経失調症のような症状が引き起こされるというわけです。女性の一生に渡って分泌される女性ホルモンの総量は、なんとティースプーンに一杯だそう! たったそれだけの量なのに体に及ぼす影響はとても大きいという、実に奥の深いものが女性ホルモンなのです。

更年期に起こる女性ホルモン分泌の乱れ

最近よく聞く「プレ更年期」と「更年期」、どう違う?

ここ数年で更年期障害に対して関心を持つ人が多く、30代でもクリニックを訪れる人が増えてきたそう。「しかし、最近よく言われる『プレ更年期』は医学用語ではなく、実際に30代で更年期障害になるということはありません。若い世代で更年期のような症状が起こるのは、ストレスや不規則な生活によって自律神経がダメージを受けてしまい、その結果、女性ホルモンのバランスに影響が及んだもの。一方、更年期障害とは女性ホルモンが急激に減少し、ホルモンバランスが崩れてしまったために自律神経に影響を及ぼすもの。それぞれメカニズムは異なります。現代のアラフォー女性は、家事や育児や仕事、そこに親の介護など、複合的な疲労やストレスを日常的に感じている世代。女性ホルモンの減少に加え、ストレスや不規則な生活が自律神経を乱し、さらに女性ホルモンの乱れを加速させているのです」

発症メカニズム

生理がある間に、いかに女性ホルモンを働かせるかが大事!

そもそも、女性ホルモンにはどんな働きがあるのでしょうか?「女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があり、それぞれ違う役割を果たしています。エストロゲンは『美のホルモン』と言われ、体温を上げ、女性の体を女性らしく形作り、肥満予防や骨や血管を強くする作用が。一方、プロゲステロンは『母のホルモン』と言われ、体温を上げ、妊娠の準備をするほか、血糖値の調節や体内の水分量調整などの働きもあり、女性ホルモンの働きは実に多岐に渡っています」。つまり、女性ホルモンは、女性の美容と健康に欠かせない存在!肌や髪のハリツヤを保つことも、生活習慣病を予防する働きがあるのも、女性ホルモンのおかげなんです。「だからこそ、生理がある間にいかに女性ホルモンを上手に働かせるかが、閉経後の老化度や寿命までもコントロールすることにつながるんですよ」

次ページでは、不調を抱える40代の読者エディター3人のセルフケア術を松村先生がチェック。それぞれが抱える悩みとその対策とは?


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