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自分のバランスポイントを見つける、広げる!ワタシ的バランス考

デザイン優先?履き心地優先?おしゃれのための靴選び

デザインにこだわりたいけど、履き心地も譲れない。
靴選びって難しい…と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はナビゲーターを2名お迎えし、
ファッションの視点からのアドバイスをパーソナルプロデューサーの市川浩子さんに、
フィッティング面からはシューリペアの専門家である笹美野吏さんにお伺いして、
靴選びのベストバランスを考えます。

ヒールの高さや太さにはTPOがあります。靴まで統一されてこそ、コーディネートは完成します。

ナビゲーター
パーソナルプロデューサー 市川浩子さん

モテ塾代表・日本パーソナルプロデュース協会代表理事。見た目とマナーとコミュニケーションのセミナーやコンサルティングを通じて、モテるビジネスパーソンを育成中。現在2歳の娘と3ヶ月の息子の子育て中でもある。

靴はコーディネートの完成度を左右する大事なアイテム

スポーティ、コンサバ、エレガントなど、目指すスタイルに向けて、髪型や服装を合わせていくコーディネートの中で、もちろん靴はとても重要なアイテムのひとつです。「おじ靴」の愛称で現在のトレンドであるメンズライクなシューズ(オックスフォードシューズなど)のように、「わざとはずす」というやり方もありますが、やはり靴まで統一されてこそ、コーディネートは完成するのです。靴選びで全体の印象が重くなったり、すごくおしゃれに見えたりするということもよくあります。スカートやパンツの丈と、靴のかかとの高さの関係も大切で、上手に組み合わせると足長効果や足細効果も出てきます。服を着たところで全身を鏡に映してチェックする人でも、靴は実際に履かずに想像で「大丈夫でしょう」と判断してしまう人が多いのですが、靴も履いた状態で全体の印象がどうかをチェックして、いくつか色やヒールの高さなどが違う靴を試してみると、より完成度の高いコーディネートが出来ますよ。

アラフォーの落ち入りがちな罠、それは「楽×楽×楽=ぼってりスタイル」

体力の衰えを感じ始めるアラフォー世代は、楽なものに手を伸ばしがちになる世代でもあります。でも、だからといって「キレイ」をあきらめていい世代ではありません。一番おすすめできないのはチュニック&レギンス&ぺたんこブーツまたはぺたんこスリッポンの「楽×楽×楽」コーディネート。これだと、ほとんどの人は実際以上に“ぼってり”体型に見えます。チュニック&レギンスに少しヒールのある靴を合わせるだけで、格段にすっきり見えるんです。ハイヒールでなくていいんです。3cmヒールでも全く違うので、鏡の前でぜひ試してみてください。かといって逆に体の声を無視してきつくてヒールの高い靴をはき続けるのも、アラフォー世代にはおすすめしません。体に良くないだけでなく、ヒールの高さや太さにはTPOがあります。その場の雰囲気にあった高さと太さをよく考えて、例えばパーティーなど美しく華やかに装いたいときは高い華奢なヒールを、パーティーが終わったら低いヒールの靴に履き替えるなど、場に応じて、あるいは疲れたらムリせず、靴を履き替えるのもおすすめです。

「コンフォート=ダサい」「ヒール=痛い」は誤解

ヒール派の方の多くは「コンフォートシューズだと、足元が決まらない」、コンフォート派の方は「ヒールなんて痛くて履けない」と、お互いを誤解しています。例えばコンフォートシューズでもヒールがあるものや、エナメルのものなら充分エレガントな装いに合わせられます。またヒールが太い、ウェッジソールなど、ヒールの靴にも楽な靴はいろいろあります。どちらも大切なのはご自分の体重をしっかり支えてくれる、ぴったりサイズのあった靴を、納得いくまで試着して選ぶこと。靴に限らず、アラフォーのおしゃれは「楽」だから選ぶのではなく、身につける人の魅力を引き出す「良い」ものだからという判断基準で選びましょう。コンフォートもヒールも食わず嫌いせずに試してみると、新たなおしゃれの発見が出来ますよ。

大事なことはフィット感。いつも同じ高さの靴を履いていると、足に負担がかかります。

ナビゲーター
シューズ・サロン&リペアショップ「リファーレ」
笹美野吏さん

靴製作専門学校を卒業後、靴メーカーで2年ほど企画を務めたのち、メンズ、レディース問わず、さまざまなブランドの靴に触れたくて、シューズ・サロン&リペアショップ「リファーレ」へ。履き心地と美しさを両立するために、日々技術を高め経験を積んでいる。

ぺたんこ靴=足に良いとは限らない?

ヒールを敬遠する方が「だって足のために良くないから」とおっしゃることがありますが、ヒール=悪ではないように、必ずしもぺたんこ靴=足によい、とも言えません。どちらも靴底が薄いと疲れやすくなりますし、締め付けられたくないからと足幅より靴幅が大きいものを履いていると、中で足が動いてしまい靴ズレを起こしたりします。また同じかかとの高さの靴ばかり履いていると、足のつけ根のアキレス腱の伸びが固定化されてしまい、足首が硬くなってしまうなど、「いつも私はこれ!」という靴を決めない方が、実は足にとって良いことが多いのです。

靴選びのポイントは4つのフィット感

ではヒールのあるなしやデザインの違いにかかわらず、どんなスタイルの靴にも当てはまる、自分の足にあった靴選びのポイントをご紹介しましょう。(※外反母趾など,足のトラブルがある場合は必ずしもこの限りではありません)

  • ①つま先
    爪や指先があたっていませんか? つま先は硬い芯が入っていることが多く、革靴でも履いているうちに伸びるということはありません。あたる感じがある靴に「革は伸びるから大丈夫」と妥協は禁物。

  • ②親指側と小指側のそれぞれ1番骨が出ている箇所
    専門用語でボールジョイントと言って、一番幅が広い箇所です。ここのフィット感が悪いと靴の中で足が前に滑る原因になります。「締め付けがイヤ」とゆるめを選ぶと、かえって足が痛くなるので、「締め付け」なのか「フィット」なのかをしっかり判断しましょう。

  • ③土踏まず
    ここがフィットしていないと、とても歩きにくく疲れやすくなってしまいます。

  • ④かかと
    靴を履いて歩いたときにパカパカしてしまうようなら、かかとの大きさが合っていない証拠です。脱げないようにと足裏に力を入れて歩くことになり、疲れやすくなるだけでなく、転倒などの危険もあります。

いろいろなヒールを使い分けて

ぺたんこ靴でも、フィット感はとても大切です。フィットしていないぺたんこ靴を履き続けていると、足の形が悪くなってしまったり、足のトラブルを悪化させたりすることもあるくらいです。逆にヒールでもきちんとフィットした靴を履いていれば、とても快適に歩くことが出来ます。見た目の足長効果だけでなく、ヒップアップ効果もあるらしいですよ。ぺたんこ靴よりも3cmくらいはヒールがあった方が、かえって歩きやすいとも言われているくらいです。ちょっとエレガントさには欠けますが、安定感のあるウェッジヒールから挑戦してみてはいかがですか。逆に高いヒールの履きすぎは腰を悪くすることもありますので、長時間履くのはあまりおすすめできません。『今までの私はそうだった』ではなく、『新しい私に合う新しいおしゃれ』を探すつもりで、いろいろな高さのヒールを使い分けて履くといいですね。

アンケート・ボイス

■Question

街へ買い物や食事に出かけるときの靴。デザインと履き心地をどの程度のバランスで選びますか?

A.デザインB.履き心地

表:デザイン優先派・履き心地優先派

デザインよりも履き心地を優先する人が約6割と過半数を上回る結果に。でも、なによりも履き心地を優先する人は1割以下で、みなさん、履き心地とデザインのバランスを自分なりに考えながら靴選びをしているようです。

■Voice

デザイン優先派
お出掛けの時は、洋服に合わせてデザイン性のある靴を、ちょっと足が痛くても頑張って履きます。
自分の服に合うものを選びたいと思うので、まずはデザインを優先して選び、履いてみて買うかどうかを決める。
履き心地を優先したいが、そうするとデザインの気に入るのがなかったり、その逆もあるから。
やはり見た目が一番だと思うので。
デザインが気に入らないと、履いていて気分が下がってくるから。
履き心地優先派
合わない靴で歩いていると腰が痛くなるので。また、買い物の時はガンガン歩きたいので。
出歩く距離によっては、履きやすさ重視でないと、靴ずれ等で大惨事になるから。逆に車移動のときは、デザイン80%、履きやすさ20%で選ぶかも。
昔はデザイン80%くらいでしたが、年を取るとともに、履き心地が悪いと身体がつらくなってきたので。
最初にデザインでいくつか選んで、履いてみて履き心地が良い物を選ぶので、履き心地の方を重視している。
歩くことが好きなので、歩くのに妨げになる靴は履きません。でも、デザインも最低限自分の好みを重視します。

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