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西村弥子
西村弥子
ソムリエール&ライフスタイルコンシェルジュ
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Lesson5新潮流の造り手が紡ぐ、美味しい情熱ワイン!

今回は、「伝統」から「革新」のワインへ。ソムリエールの西村さんから、最近のお気に入りワインをこっそり教えてもらいました。
決してマニアックでも高価なものでもない。次世代型のワインたちを紹介します!

まさに、銘醸地リオハの「スペイン白ワイン革命」

 まずは、白から。伝統の地リオハから『スパニッシュ・ホワイト・ゲリラ』、まず名前にビックリします。ブドウは、前述(Lesson4)のリアス・バイシャス原産の「アルバリーニョ」という品種と同じ。これまで、ワイン法(各国における生産地域、品種、収穫量、等々の細かい取り決め)の関係で、「リオハでアルバリーニョ」というのは考えられませんでした。赤ワイン天国リオハで造られていた白は、ほとんど、「ビウラ」という品種だったのです。しかし、この醸造元ビンタエグループは、豊かな資本と新しい技術、品質を徹底的に追求する妥協ないワイン造りを基に、その常識を180度覆しました。このアルバリーニョ以外にも、ゲヴェルツトラミネール、リースリング、ヴィオニエ、シャルドネ、ベルデホ、ソーヴィニヨン・ブランと合計7種類、白ぶどう単一品種のものを一気にリリースしたのです。全てが、これまでリオハ地方でほとんど見かけなかったものばかり。エチケット(ラベル)は可愛いのですが、まさに、「白ワイン革命」を起こしたゲリラたちなんです。そして、味はとても爽やかで美しい。しかも、リーズナブル(税込1680円)なのがとても嬉しい。これからの季節は、キーンと冷やして屋外でも飲みたいですね。こういった、造り手のコンセプトがハッキリと打ち出されたワインというのも、また違う愉しみを知ることが出来て、面白いと思います。

ユニークでかわいいエチケット(ラベル)。テーマは“リオハでの白ブドウの戦い”。ブドウの樹が各産地の軍隊の制服を着ているという、斬新なデザインが特徴的。

新黄金郷「ビエルソ」が生んだ天才醸造家の赤ワイン

 そして、次に赤。ガリシア州と隣り合うカスティーリャ・イ・レオン州は山岳地の「ビエルソ」という産地から。ここ数年、「メンシア」という土着のブドウから造られる赤ワインが国内外で高評価され、スペインの「ニュー・エルドラド (新黄金郷)」と呼ばれています。そのうちの一つが、『ウルトレイア サンジャック』。スペイン新潮流の生産者として最も注目を浴びている奇才、ラウル・ペレス氏が醸しています。

 ここは、古くからカソリック教徒の「サンティアゴ巡礼の道」の立ち寄り場として知られており、ローマ帝国時代以前からワインが造られていたとも言われているところ。『ウルトレイア』とは、その巡礼者たちに掛ける言葉で「もっと前へ!」という意味だそう。

 これまで様々な醸造家のメンシアをいただきましたが、この2009年を初めて飲んだ時には、本当にびっくりしました。「このブドウは、こんなに繊細な味わいだったのか?」と。酸味がとても綺麗でエレガント。ただ「酸っぱい」のではなく、凝縮した果実味を持ち、そのバランスが素晴らしい。フランスはブルゴーニュ地方の原産品種「ピノ・ノワール」も美しい酸を持っていますが、この「ウルトレイア」もまったく負けていません。そして、ブルゴーニュよりお手頃なのも嬉しい(税込2520円)。このKirei Styleのテーマ、『エレガンスの極意』にも相応しいワインです。この記事を書いているうちに、また飲みたくなってしまいました。

 いずれも、ワイナリー和泉屋さんというネット販売のワインショップで購入可能です。ご興味ある方は、ぜひお試し下さい。

●リオハ白「スパニッシュ・ホワイト・ゲリラアルバリーニョ」
http://www.wizumiya.co.jp/item/6822.html

●ビエルソ赤「ウルトレイアサンジャック」
http://www.wizumiya.co.jp/item/6544.html

【番外編 サッカー好きの方は注目!】
スペイン無敵艦隊FCバルセロナの超一流プレーヤー、イニエスタの造る情熱ワイン。
http://item.rakuten.co.jp/kbwine/c/0000003012/

ハムやサラミ、鶏レバーのテリーヌ、レンズ豆と牛挽肉などのお肉料理はもちろん、チーズ、野菜の煮込みなどの幅広いジャンルの料理とも相性バッチリ。シチュエーションも選ばない“万能ワイン”「ウルトレイア サンジャック 」。
リオハに並ぶワインの銘醸地、カスティーリャ・イ・レオン州のバリャドリッドで開かれた、iberwineという商談会にて。まだ日本未入荷のボデガ(醸造所)のワインが沢山ありましたが、リーズナブルでとても品質の高い赤が特に目立ちました。

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