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西村弥子
西村弥子
ソムリエール&ライフスタイルコンシェルジュ
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Lesson4まずは外せない!「クラシカル&モダン」スペインワイン

あなたは、心地良いエレガント派?後味すっきりフレッシュ派?
今回は、アロマティックで洗練された、魅惑のワインたちを紹介します。
これを選べばギフトに喜ばれる!?初心者、ワイン通の方も必見です!

気軽な手土産にいかが?トラディショナルな素敵ワイン

 おすすめは沢山ありますが、伝統的な造り手の中でも、私たちの嗜好と食事にあう厳選ワインを2つ紹介します。

 はじめに、この国有数のワイン産地リオハの赤、『マルケス・デ・ムリエタ レセルバ』です。ここは、19世紀半ば、フランスの銘醸地ボルドーから、スペインで最初に樽熟成技術が伝わった土地。伝統的なアメリカンオークを使い、バニラを思わせる上品な甘い樽香が特徴です。

 このボデガ(醸造所)は1852年設立。テンプラニーリョ、ガルナッチャ、マズエロという土着のブドウだけをブレンドする典型的なリオハスタイル。熟した黒い果実のニュアンスに、スーッとした綺麗な酸味が感じられます。そして、新樽と古樽のアメリカンオークで熟成させる、丸みとエレガンスのある仕上がり。赤身の肉やハム、チョリソなどの加工肉、バターやビネガーの濃厚なソースの焼き魚にも合うくらい、バランスが良いです。

 私は、うなぎの蒲焼と一緒に、このようなリオハワインを合わせるのが気に入っています。とても相性が良いので、ぜひ一度お試し下さい。

 次に、白ワインをひとつ。スペインは赤ワインのイメージが強いとおっしゃる方も多いのですが、白も美味で高品質なものが沢山あります。その中でも、私が一番好きなのは、「アルバリーニョ」という高級白ブドウ品種で造られたワイン。以前の勤務店でもオンリストしていた『アルバリーニョ・デ・フェフィニャネス』は、その特徴が良く表れており、初めて飲む方におすすめです。

 産地は、イベリア半島北西部に位置するガリシア地方のリアス・バイシャス。三陸海岸など、入り組んだ入り江の海岸線「リアス式海岸」という呼び名の由来はここにあります。スペインでは珍しく降雨量が多く、緑豊かな土地で“グリーンスペイン”と言われるくらい。

 このボデガは1904年創業、エチケット(ラベル)にも描かれている、15世紀に建てられた「フェフィニャネス城」。その敷地内にある畑で造られる貴族のワイン。老舗でありながら、最新設備を備え、近年は世界の各誌ワインガイドで毎年高ポイントを獲得しています。

 「アルバリーニョ」の若飲みは、やはりフレッシュ感が身上です。もぎたてのリンゴのようにフルーティで爽やかな香りに、ピチピチした酸味がとても心地よい。ガリシア地方にはビゴというスペイン最大の漁港があり、魚介がとても新鮮で美味しいところ。塩茹でしたタコなどの甲殻類や貝類との相性は抜群、レモンをジャッと絞る感覚でこのワインを合わせましょう。大変後味がスッキリ、切れ味抜群です。お寿司や天ぷらなどの和食ともぴったりとマッチします。

 いずれも、現在私が勤務している伊勢丹百貨店 新宿本店で取り扱っています。休日のホームパーティなど気取らない手土産にもおすすめです。(税込3000円前後)

(左)北大西洋岸リアス・バイシャスの白「アルバリーニョ・デ・フェフィニャネス」はフレッシュで爽やかな果実味、日本の魚介類にもピッタリ。 (右)樽熟成2年以上、スペインの銘醸地リオハを代表する「マルケス・デ・ムリエタ レセルバ」は、とてもバランスの良い赤ワイン。
check!
アルバリーニョに合う料理は、同じ産地のガリシア地方の名物「プルポ・ア・フェイラ」(祭りのタコ)。茹でたタコとジャガイモのスライスを重ね、塩とパプリカ、オリーブオイル、レモンで仕上げてあります。タコのみならず、ガリシアはジャガイモも美味しい。スモーキーなパプリカが、何処と無く日本の鰹節のような香りに感じられ、懐かしい味です。

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