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「投資信託」から投資の第一歩を踏みだそう

2015年08月28日大竹のり子

「資産運用にチャレンジしてみたいけれど、何から始めればよいのかわからない」—―そんな人にオススメなのが、投資信託です。投資信託とは、私たちの資金を“運用のプロ”であるファンドマネージャーが株式や債券、不動産などに投資してくれる金融商品です。

投資信託の最大のメリットは、1万円程度の少額で分散投資ができるということ。毎月の積立やお小遣いの一部など「まとまった資金がない」という人でも手軽にチャレンジできるのが大きな魅力です。そこで今回は、「投資が初めて」という人でもわかる、投資信託の基本をご紹介します!

1万円から分散投資ができる

投資の世界には「タマゴをひとつのカゴに盛るな」という有名な格言があります。これは、すべてのものをひとつのカゴに集中させてしまうと、カゴを落としたときにすべて割れてしまうけれど、あらかじめ複数のカゴに分散しておけば、カゴを落としたときのリスクも分散できる、ということを意味しています。資産運用にはリスクがつきものですが、その中で安定的に結果を出していくためには、「分散投資」によってリスクを上手に抑えることが不可欠なのです。

投資信託では、一人ひとりの投資家が出す資金は少額でも、「塵も積もれば山になる」。多数の投資家の資金がまとまれば、数十億、数百億円の資金になります。こうして集まった大きな資金をもとに何百という株式銘柄に投資をしたり、世界中の株式や債券に投資をしたりします。その結果、たとえ投資額は1万円、2万円でも、国内外に幅広く投資ができるわけです。

「時間の分散」もしやすい!

実は、タマゴをひとつのカゴに盛らないための方法は、もうひとつあります。それが「時間の分散」です。

投資信託は、値動きのある商品です。そのため、一時にまとめて投資をすると高値づかみになる可能性もあります。でも、毎月一定額ずつ積立投資すると、自然と「価格が高いときには少し、価格が安いときにはたくさん」買うことになります。これを続けることで、平均購入価格は自然と下がっていき、利益が出やすくなるというわけです。

もちろん、結果的に価格がずっと右肩上がりだった場合には、「最初にまとめて投資しておけばよかった」ということになりますが、実際には価格が一方的に動くことはあまりありません。コツコツ一定額を積立することは、投資初心者でも簡単にできる代表的な投資方法といえます。

そして、積立投資にはおまけの効果もあります。それは、「どんな局面にあっても淡々と続けられる」ということ。

自分でタイミングを選んで売買していると、価格が上がると「今のうちに利益を確定させておこうかな」、価格が下がると「損失が小さいうちに売却しようかな」と、上がっても下がっても落ち着かないのが投資家心理。でも、毎月自動的に積立していれば、値動きに一喜一憂せずに淡々と買い増しを続けることができるのです。

デメリットは「手数料が高いこと」

そんな魅力たっぷりの投資信託ですが、デメリットもないわけではありません。それが、手数料。

投資信託は、購入時に「販売手数料」、保有中に「信託報酬」、解約時に「信託財産留保額」と、3つのタイミングで、3種類の手数料がかかります。手数料が高いということは、それを上回る運用をしてくれないと利益が出ないということでもあります。ですから、投資信託選びの際には、手数料もしっかりチェックしたうえで判断したいものです。

分散投資をしたからといって元本割れをするリスクがなくなるわけではありませんが、リスクをとった分だけ、預貯金では得られないリターンが得られる可能性もあります。投資信託を通じて「お金に働いてもらう」ことは、将来のお金の不安を減らすために有効な方法といえるのではないでしょうか。

大竹のり子

Ohtake Noriko

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(株)エフピーウーマン代表取締役/ファイナンシャルプランナー。出版社の編集者を経て、女性による女性のためのマネーサロン(株)エフピーウーマンを設立。現在、雑誌、講演、メディア出演など多方面で活躍している。『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)、『貯金ゼロからはじめるハッピー*マネーアドバイス』(あさ出版)などお金の分野での著書は40冊以上に及ぶ。一般社団法人金融学習協会理事。

関連リンク: (株)エフピーウーマン
関連リンク: オフィシャルブログ『マネーセンス向上委員会』


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