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栄養素ぎっしり!「実えんどう」の魅力を味わい尽くすコツ

2015年05月12日篠原久仁子

えんどう豆を始めとした豆たちが次々と旬を迎える季節がやってきました。中でも、短い旬を逃さずに味わっていただきたいのが「グリーンピース」や「うすいえんどう」といった「実えんどう」です。フレッシュならではの豊かな風味を楽しめるのはもちろん、栄養価が高く、食物繊維の含有量は野菜の中でもトップクラスなんです!今回は、食卓の彩ってくれて、美味しくて、体にも優しい、3拍子そろった「実えんどう」の魅力に注目。そのパワーを逃すことなく味わうコツもお伝えします。

関東と関西で主流が違う?!

さやえんどう、スナップえんどう、実えんどう

野菜として食べるえんどう豆は大きく3つに分類され、莢が若いうちに食べるのが「さやえんどう」、少し膨らんでから食べるのが「スナップえんどう」。そして、しっかり育った豆を莢から取り出して食べる「実えんどう」です。興味深いのは、関東と関西でなじみのある「実えんどう」が異なるということ。関東出身の私がなじみ深いのは「グリーンピース」。莢の緑が鮮やかで、未熟な豆独特の青っぽい風味が特徴です。一方、莢の色がやわらかな黄緑色の「うすいえんどう」は関西を中心に親しまれている品種で、実は大きめ。ほっくり感と甘みが魅力です。「グリーンピース」に苦手意識がある方でも、「うすいえんどう」なら食べられるのでは?と思うくらい品種によって個性があります。

食物繊維の含有量がトップクラス

栄養面も非常に優れた野菜で、豆類ならではのたんぱく質、糖質が豊富。ミネラル類や、ビタミンB1も多く含んでいます。ビタミンB1には、糖質がエネルギーに変わるのをサポートする役割があるで、ダイエット中のアラフォー女性には嬉しい栄養素ですね。
そして食物繊維の含有量は野菜類の中でトップクラス!食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がありますが、「実えんどう」は、腸の働きをよくする不溶性食物繊維の割合が多いので、便秘の改善が期待できますよ。

莢で出汁がとれる!

ビタミン類など水に溶け出しやすい栄養素も逃すことなくいただける食べ方としてオススメなのは、スープや豆ごはんなど、煮汁も食べられる料理です。それらを、さらに美味しくするカギを握るのは、なんと莢!「実えんどう」は基本的に、未熟な豆だけをいただきますが、よく洗った莢を煮出すと、香りと旨みのある出汁がとれるんです。
豆ごはんだったら、「実えんどう出汁」を水分にして炊くのもいいですし、より手軽なのは、炊飯時に莢も一緒に炊いてしまう方法。いずれの方法でも、より薫り豊かで甘みと旨みのある豆ごはんになります。炊き上がった時の幸福感はたまりませんよ。

「実えんどう」の旬は今月がピーク。見かけたら、ぜひ連れて帰ってくださいね。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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