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始めるなら今!育てやすくて本当に使えるハーブと活用術

2015年04月14日篠原久仁子

新年度は気持ちが引き締まり、新たに何かをスタートするのにぴったりな季節。今年は、ハーブを育ててみませんか?ハーブは、料理をワンランクアップしてくれる強い味方でありながら、買うとちょっと高くついてしまうのが悩み。でも、自分で育てれば、暮らしに緑が加わるし、食卓に贅沢に取り入れられます。しかも、春はハーブを育て始めるベストシーズンなんです!
今回は、ハーブを知り尽くしたハーブ生産者さんに、育てやすくて本当に使えるハーブと、その使い方を教えてもらいました。

春スタートをすすめるワケ

「ニイクラファーム」の新倉大次郎さん

数あるハーブの中でもとりわけ使い勝手がよくて、なおかつベランダなどで初心者でも育てやすいハーブを厳選してくださったのは、名だたるシェフ御用達のハーブ農園として知られる「ニイクラファーム」新倉大次郎さんです。東京で最も歴史あるハーブ農園で、年間150品種ものハーブを栽培していらっしゃいます。初めてでも楽しく育て始められるベストシーズンは、4から5月だと言います。「今から育てれば、ハーブの花も楽しめます。見た目がかわいらしいだけでなく、花にしかない風味が味わえるのでオススメです」と新倉さん。

サボテンと同じくらい手間いらず?!

育て方のポイントを伺うと衝撃の発言が!「サボテンと同じくらい楽だと思いますよ。ハーブは肥料も水もあまりいらないですし、いくつかのポイントを押さえれば育てやすい植物です」。何かと忙しいアラフォー女子にピッタリですね。プランターや鉢で育てる場合、気を付ける3大ポイントは

・ハーブ用の土を使う(野菜用の土などは栄養がありすぎ、風味が弱くなってしまう)
・高温多湿を嫌うので、風通しのよい場所で育てる(ベランダの屋根のあるところなど)
・1鉢に1種にすると長く楽しめる(生育のペースがそれぞれ違うので)

これならベランダで気軽に始められそうな気がしませんか?

調味料にして活用したい「セージ」

では何を育てましょう。用途の広いハーブとして、まず教えてくださったのは「セージ」。肉料理との相性がバッチリで、ソーセージ作りに欠かせないハーブとしても知られます。なんと新倉さんは、野菜のように低温で素揚げにして食べるといいます。あとは、ちょっとひと手間をかけて調味料を作っておくと、保存もきくし、時間のない時に重宝。ハーブソルト(塩)なら、洗ったセージを塩と一緒にミキサーにかけるだけ。フレッシュハーブは薫りがしっかりしているので、150gの塩に対して6~8gくらいのハーブの割合で十分なのだそう。もっと簡単なのが、ハーブビネガーやハーブオイル。漬けておくだけですから。紫色の花は、バターに混ぜ込むと、薫りだけでなく色も移って、見た目にもキレイなセージバターに。
他に「ローズマリー」や「タイム」も、同じように楽しめるベーシックなハーブとしてオススメだそうです。好みの香りのものをチョイスするといいですね。

主役にも脇役にもなる「イタリアンパセリ」

年間150品種にも及ぶ「ニイクラファーム」のハーブの中でも御三家とされる定番人気のハーブが「バジル」、「ルッコラ」、そして「イタリアンパセリ」なのだそう。主流の葉が縮れたパセリと違い、葉が平たいのが特徴で、苦味もおだやかなパセリです。主役として、そのままサラダにしてもいいし、パスタやスープトッピングしてもよし。栄養価も高く、ビタミンや鉄分、葉酸なども豊富。また、ブレスケアにも役立つという優れものです。

育てる際の注意点としては、移植をあまり好まない性質なので、種から育てるか、苗が小さいものから育てること、だそうです。

乳製品との相性抜群!「ディル」

クリームチーズなど乳製品と相性抜群なのがディル。「サーモンなど脂ののった魚とも合いますし、料理が北欧風に変身しますよ」と新倉さん。また、ピクルスにも欠かせないハーブなので、いつものピクルスに入れるだけで、一気に味が本格的になるのが嬉しいポイント。
さらに、花は柑橘系の薫りがして、まるでオレンジピールも一緒に食べているような風味になるというから驚きです。


次回は、続編。みんな大好きな、あの食材に合う3大ハーブをご紹介します。どうぞお楽しみに。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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