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美肌キープ&夏バテ防止はゴーヤーで!

2014年08月26日篠原久仁子

暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日が続きそうですね。疲れも出てくるこの時期にイチオシの野菜といったら、ゴーヤーでしょう。美肌キープ&夏バテ防止パワーがぎっしり詰まった夏野菜ですからね。

今回は、ゴーヤーに秘められたチカラと、食べやすさが格段にUPする調理のポイントをお伝えします。

ドラマがきっかけでブレイク?!

近年、エコな暑さ対策「緑のカーテン」としてベランダなどで育てる人も増え、ますます身近な存在になったゴーヤーですが、もともとは暑さの厳しい沖縄や九州で食べられてきた野菜。その苦みから「ニガウリ」とも呼ばれ、正式な和名は「ツルレイシ」です。NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」がきっかけで「ゴーヤー」という呼び名と共に全国区の人気になったと言われています。

ビタミンCの宝庫! 

栄養面から見たゴーヤーの特徴は何といってもビタミンCの多さ!夏野菜の中ではトップクラスで、100g当たりの含有量はトマトの約5倍にもなります。ビタミンCと言えば、しみの原因となるメラニンの生成を抑えてくれたり、肌にハリや弾力を与えるコラーゲンの生成にも重要な役割を果たしたり、とアラフォーには欠かせない栄養素。また、疲労回復や、抵抗力UPにも役立つので、夏バテ予防にもなります。熱に弱い繊細なビタミンなのですが、ゴーヤーの場合は加熱調理しても、ビタミンC含有量がほとんど変わらないというのがまたすごいところ!

信州ではお盆頃に採れ始めたので、9月が収穫のピークになりそう

特有の苦みにも、ありがたいチカラがあります。苦みは「モモルデシン」という成分によるもの。胃を刺激して食欲を増進させてくれるので、やはり夏バテ防止にぴったりです。

私は、その苦みがたまらく好きなので、特に苦みが強いとされている細長い品種を育てています。一般的なゴーヤーはずんぐり短くて太い形をしていますが、30センチ以上にもなるんですよ。

苦みをやわらげる調理テク

身体に優しいのはわかっていても、苦みが好みでないという方がいらっしゃるのも事実。特に子供たちには避けられてしまいますよね・・・。そこで、苦みをやわらげる調理のポイントをいくつかご紹介しましょう。

●ワタをしっかり取り除く
ワタと緑色の間の白い部分が最も苦みが強いと言われているので、スプーンでしっかりとりましょう。これは保存する時にもおすすめ。日持ちがよくなります。

●塩もみ&湯通しする
茹でる、という手もありますが、下ごしらえであまり火を通しすぎると食感が失われてしまうので、塩もみしておいて湯通しする、もしくはいずれかでも違いを感じられると思います。

●薄く切る
薄く切ると苦みを感じにくくなります。逆に、苦みをしっかり感じたい時は厚めに切ります。

●旨みや油でコーティングする
かつお節のように旨みのある素材と合わせたり、油分と組み合わせることでも苦みが穏やかに感じられます。油で炒めることで、カロテンのような脂溶性ビタミンも身体に取り入れやすくなるので、一石二鳥ですね。

まだレアな存在ではありますが、比較的苦みがマイルドなのが特徴の白いゴーヤもあります。「サラダゴーヤー」とも言われ、見た目も涼やかでキレイなんですよ。

にが旨いゴーヤーで身体に喝を入れて、食欲の秋を迎えてくださいね。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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