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初夏の味覚ソラマメの魅力

2014年05月13日篠原久仁子

新緑の初夏。この季節ならではの味覚と言えば、豆類。その中でも豆が最も大きいソラマメがいよいよ旬の盛りを迎えます。今回は、ソラマメの魅力を最大限に活かすコツをお伝えしましょう。

5月 産地は関東まで北上中

4月に収穫期を迎えた鹿児島県指宿のソラマメ畑   (写真提供 エコバイ http://ecobai.jp/) 

最初に旬を迎える産地として知られる鹿児島産のソラマメは、いち早く12月頃から出回り始めます。5月に入り、いよいよ千葉でも収穫が始まりました。例年、全体的な量も多くなる時期です。来月以降は、茨城、東北などに産地が移り変わっていきます。

ちなみに「ソラマメ(空豆」と呼ばれるのは、さやがピーンと上を向いて実るから。豆が十分にふくらんで食べ頃になると、豆の重さで下向きになってサインを送ってくれるんですよ。

莢(さや)に秘められた機能

鮮度がおちやすいデリケートな野菜なので、なるべく早く食べていただきたいのですが、もうひとつのポイントとして莢に入っているものを選んでください。その理由は、莢の内側にあります。莢を開くとソラマメたちが、ふわふわした綿の布団に包まれている赤ちゃんのようで何とも愛おしく見えませんか?実はこのふわふわは、豆を寒さや乾燥から守る重要な役割を果たしているんです。なので、ぜひ食べる直前に、お布団から出してあげる、ということを意識してくださいね。

代謝UPの味方

栄養面から見ても、良質なたんぱく質や、「代謝のビタミン」と言われるビタミンB群、カリウムなどを含んでいて、優れた野菜と言えます。特にビタミンB1は糖質の代謝をサポートし、疲労回復の助けにもなります。

莢(さや)も味わう美味しい食べ方

オススメの食べ方は、シンプルに「焼きソラマメ」です。莢ごとトースターや魚焼きグリルに入れて10分くらい加熱すればOK!莢の中で豆が蒸し焼き状態になるので、風味豊かでホクホクに仕上がります。莢(さや)付きを買うと、捨てる部分ばかりで…と思う方もいるかもしれませんが、この調理方法ならではのお楽しみもあります。なんと産地では、ふわふわだった綿の部分もスプーンですくって食べるのだそうです。私も試してみたら、ソラマメの風味がしっかりして、とろーり新食感の美味しさでしたよ。ぜひ、トライしてみてくださいね。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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