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新年度の疲れはアスパラガスで癒す!

2014年04月15日篠原久仁子

ヨーロッパでは春を告げる風物詩とされているアスパラガス。日本でも、九州の佐賀・長崎や香川を皮切りにスタートした旬は、4月に入り、関東にも訪れました。これから長野、東北から北海道へと、産地がどんどんリレーしていきます。桜前線を追いかけるかのように、「アスパラ前線」も北上中なのです。今回は、スリムなボディに秘められた嬉しいパワーとちょっと親近感のわくお話をお伝えします。

実はアラフォーな野菜

今や私たちの暮らしに定着しているアスパラガスですが、青果として出回るようになったのは1970年代に入ってから。緑黄色野菜ブームで「グリーン」アスパラガスに注目が集まったことがきっかけでした。それまでのアスパラガスと言えば、大正時代から北海道で生産されてきた「ホワイト」アスパラガス。でも、そのほとんどが缶詰に加工されていたので、フレッシュな美味しさが知られるようになってからは、わずか40年くらいしかたっていない、まさにアラフォーな野菜なんです。

アスパラギン酸のチカラ

アスパラガスの特徴と言えば、アスパラギン酸が豊富に含まれていること。名前の響きからもわかるように、アスパラガスから発見されたアミノ酸の一種で、代謝を高め、疲労回復を早めてくれる効果が期待できます。
さらに興味深いことに、そのアスパラギン酸は、昆布に含まれるグルタミン酸と同様、うま味のもと。疲れを癒してくれると同時に美味しさの秘密でもあるんですね。
また、お肌のアンチエイジングに欠かせないビタミンA、ビタミンCも含まれていて、アラフォーには嬉しいこと尽くしです。

3色3様の魅力

アスパラガスは色で分類できますので、それぞれの特徴とオススメの食べ方をご紹介。

【グリーン】
おなじみのアスパラガスですね。太陽の恵みを受けて育つので、ホワイトと比べ、カロテンやビタミンが豊富なのが強みです。
お気に入りの調理法は、オイルと塩、水分少々を加え、蓋をして2分くらい加熱するだけの「蒸し炒め」。爽やかな食感と凝縮された甘みのいいところどりができます。

【ホワイト】
グリーンと種類は同じですが、土の中や、光を遮ったハウスなどで栽培することで、白く育てたアスパラガス。ヨーロッパでは、このホワイトが主流で、薫り豊かなのが特徴。暗い中でゆっくりじっくり育つ分、皮はかためなので、穂先の下から剥いていただきます。白さを活かすためにも、茹でて、独特のほろ苦さと甘みを楽しみたいですね。そこに生ハムの彩りと塩味が加わったら、もう最高です。
国内産は、なんといっても新鮮なみずみずしさが魅力。輸入ものは、国によって苦みや甘みもバランスが異なるので、料理人でも好みが分かれるのだそうです。

【ムラサキ】
まだまだ生産量が少ないのですが、もし見つけたら是非、食べてみてください!とってもジューシーで甘みが強く、初めて食べた時の感動が今でも忘れられません。茹でると色が抜けて緑色になってしまうこともあり、サラダなど生食がオススメです。紫色の色素アントシアニンを含むので、抗酸化作用も期待できますよ。

ぜひ、身体への美味しい優しいご褒美として、アスパラガスを楽しんでくださいね。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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