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りんごの品種リレーに乗り遅れないで! 

2013年10月15日篠原久仁子

秋の訪れとともに、りんごの季節がやってきました。貯蔵技術の進歩で一年中、手に入れることができるようになったので、グリーンスムージーの定番食材にしている方も多いのではないでしょうか?ですが、旬の時期には是非、そのままの味わいも楽しんでいただきたい!日本一の産地・青森県では、りんごを品種名で呼ぶのがスタンダードだそうですが、それに象徴されるように、「りんご」の一言では語り尽くせないほど品種が多く、それぞれの個性を楽しめる貴重なタイミングだからです。今回は、違いを楽しむヒントをお伝えしましょう。

品種によって異なる旬

りんごは世界中で愛されている果実で、なんと品種は15,000種にものぼると言われています。日本国内だけでも約2000種あり、その中で選び抜かれた品種が、市場に流通しています。さらに、それらは収穫・出荷されるタイミングによって早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と大きく3段階にわけられます。つまり、品種によって旬があり、リレーのように移り変わるんです。今はちょうど中生のシーズンで、品種のバリエーションも多くなる時期です。
近年、ご当地品種も増えてきています。山形県オリジナル品種「秋陽」(中生)、群馬県生まれの「ぐんま名月(中生)、岩手県オリジナル品種「紅いわて」(中生)など。今年に入って、秋田のオリジナル品種「秋田紅ほっぺ」(早生)が市場デビュー、宮城県オリジナル品種「サワールージュ」(中生)も品種登録されました。ゆかりの土地や、かわいらしいネーミングに注目しながら選ぶのも楽しいですね。

会話も弾む品種3選

数ある品種の中から、私のお気に入り品種をご紹介します。

「秋映(」中生) 9月下旬~                       (写真提供 農経新聞「野菜と果物の品目ガイド」)

【秋映】
シナノスイート(10月中旬~)、シナノゴールド(10月上旬~)と並んで「りんご3兄弟」と呼ばれる信州生まれのりんごです。市場の方々から評価が高いのは「シナノスイート」のようですが、私のイチオシは「秋映」。まず、情熱的な真紅色がインパクト大ですよね。色同様、味わいにも深みがあって甘いだけじゃない美味しさです。

「星の金貨」(中生) 10月下旬~                 (写真提供 農経新聞「野菜と果物の品目ガイド」)

【星の金貨】
まさに金貨のような黄色がまぶしい、まだ新しい品種です。ひとつ250~300gと小ぶりの食べきりサイズで、かつ皮が薄いのがウリ。「皮ごと食べたほうがいいのはわかっているけれど、皮が口に残る感じが苦手・・・」という方、「りんごは、まるごと1つは食べきれないのがネックよね」という方にぴったりです。欧米の方のように、丸かじりしちゃいましょう。

「ふじ」(晩生) 11月頃~                      (写真提供 農経新聞「野菜と果物の品目ガイド」)

【ふじ】
誰もが知っている「ふじ」。それは日本だけではないのです。今や世界で最も生産量が多い品種が日本生まれの「ふじ」なんです!そして、品種名が平仮名なのにも理由があるって知っていましたか?品種が生まれた土地である「藤崎町」、「富士山」、初代ミス日本の「山本富士子」さん、という3つの「ふじ」にちなんでいるからなのだそうですよ。

プロ厳選のタイミングで届けてもらえる頒布会

10月上旬に届いた早生種「つがる」。「あっぷりんご園」では、より「よい味、よい鮮度、よい状態」で楽しめるように、少量パッケージで届けてくれる。家族の多い方向け3㎏箱のコースも。

忙しい毎日の中で、りんごの品種リレーについていく自信がない方にオススメなのが、青森県「あっぷりんご園」(http://www3.app-le.jp/)の「旬のりんごと加工品の頒布会7ヶ月コース」。「あっぷりんご園」の水木さんが、品種ごとのいちばん美味しい時期に、りんごを届けてくださる、ありがたいお取り寄せシステム。私も、もちろんお願いしています。
今月下旬からは、水木さんイチオシの「ジョナゴールド」の旬。「強い甘さとしっかりした酸味、ザクザクと堅い歯ごたえ、溢れる果汁、強く高い香り・・・。最強だと思います。物凄く美味しくて、食べると幸せになれるので、皆さんにも食べて欲しいなと思っています」と水木さん。あまり日持ちがしない品種だそうなので、本当に美味しい「ジョナゴールド」を味わえる日が待ち遠しいです。(今からお願いしても7回、異なる商品を届けてくださるそうですので、ご安心を。)

ぜひ、みなさんのお気に入り品種、食べ方を発見しながら旬を味わい尽くしてくださいね。

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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