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料理をワンランクアップさせてくれる自然の調味料「すだち」

2013年09月10日篠原久仁子

お料理好きのアラフォー女性にも、そうでないアラフォー女性にも強い味方になること間違いなしの食材。それは、香りと酸味が魅力の香酸柑橘。いつもの料理にプラスするだけで一気にお料理上手になれる魔法の調味料です。
レモン、ゆず、だいだい、かぼす、シークワ―サーなど様々ありますが、中でも私のお気に入りは「すだち」!
ちょうど今、旬を迎えている「すだち」の魅力、意外な活用法、保存のコツをお伝えいたします。

「すだち」の最盛期は8月末~10月上旬

徳島県神山町、佐那河内村が主な産地

「すだち」は、徳島県特産の香酸柑橘。果汁やポン酢に加工されたものも販売されていますし、栽培技術や保存技術が確立されたことで生果も1年中出回るようになりましたが、9月いっぱいが露地ものの最盛期です。
旬は、いちばん美味しい季節でありながら、お財布にも優しい季節。すだちの魅力を味わい尽くすチャンスです。

素材の美味しさを引き出す、縁の下の力持ち

数ある香酸柑橘の中でも、私が「すだち」を愛用しているのは、酸味が比較的マイルドで、目立ちすぎずに香りと爽やかさを添えてくれるからです。焼き魚や松茸と一緒にいただくイメージが強いですが、どんな料理にもフィット。他の素材の美味しさを引き出してくれるので、まさに縁の下の力持ち的存在なんです。さらに、
・酸味が加わることで塩味を控えても美味しくいただける=減塩効果
・クエン酸が豊富なので、疲労回復効果も期待できる
・爽やかな緑色は、お弁当の彩りにも最適
など、機能性も兼ね備えています。

最大の魅力は「使い切りサイズ」にあり

産地から教わった簡単で効果大のアイデアです。

そして、特筆すべき魅力は「サイズ」にあると思います。ピンポン玉くらいのコンパクトボディーなので、まさに「使い切りサイズ」!毎回、使いたい分だけ、弾けたてのフレッシュな香りを楽しめるって嬉しいですよね。
二つ割りにするときは、必ず横に切ってください(=ヘタを横にして上から切る)。果汁がたっぷり絞れます。「種が気になる」という方は、写真のように一部をつなげたままにして!つながっている部分を下にして絞ると、間に種がたまって落ちにくくなります。

乳製品との相性バツグン!

使い方をよく聞かれますが、果汁を絞るだけでなく、スライスして酢の物や飲み物に入れたり、皮をすりおろし、薬味として豆腐にふりかけたり、丸ごと活用できます。特に、乳製品との相性がいいので、お肉や野菜のバターソテーにしぼって風味をプラスしたり、チーズケーキにしても美味。ちょっと意外ですが是非お試しいただきたいのは、バニラアイスに「すだち」の組み合わせ。ほどよい酸味が加わることで、まるでヨーグルトのような風味に!輪切りを添えたり、皮のすりおろしをパラパラと振りかければ、オシャレな一皿が完成しますよ。

保存のコツ

最後に保存のコツをお伝えしましょう。買ってきてすぐに使わない時は、買った時に入っていた袋やポリ袋に入れ、空気が入らないようにしっかり口をしめてから、野菜室かチルド室に入れてください。(冷蔵室は、「すだち」にとって寒すぎるので避けましょう。)一ヶ月くらいは日持ちします。空気が入ると、すだちが成長して黄色くなりますが、ほんのり甘みが増し、また違った風味が楽しめますので、びっくりせずに使ってください。もちろん、たくさん手に入った時は、はちみつ漬けなど、保存食を手作りして冬まで楽しむのもオススメです。

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天然の調味料「すだち」で、さらに料理上手に!いつもの料理をバージョンUPさせてくださいね!

篠原久仁子

Shinohara Kuniko

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野菜ジャーナリスト。大学卒業後、大手番組制作会社で、報道・ドキュメンタリー番組の企画・演出を手がける。野菜ソムリエ資格取得後の2009年、人と地域を野菜果物にまつわる情報でつなぐ日本初の「野菜ジャーナリスト」として独立。執筆、講演で情報発信を行うなど、様々な形で食企画に従事。「野菜の便利帳~伝統野菜・全国名物マップ」執筆。東京を軸に全国を取材しながら、野菜に魅せられるきっかけとなった信州の古民家で執筆や畑しごとをするデュアルライフを送っている。



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