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「孤独」を楽しむいい女の過ごし方

2014年11月18日小高千枝

1人時間を楽しむためにカフェに入る。ゆっくり本を読んだり、街ゆく人をみつめたり。ただそれだけの時間を満喫することは、簡単なようで難しいみたいです。気がつくとスマホを眺めSNSにアクセス、常に誰かの反応を待っている自分がいる。無意識の中で「誰か」と繋がっていないと不安に陥ってしまう心理状態。自由な時間を楽しめない不自由さ。「誰かと連絡をとらなくちゃ。」そう感じていたら、その気持ちから少しだけ解放してあげてみて。「今日は連絡をとらなくてもいい。」“孤独”を楽しめるようになると“ほっ”とすることもありますよ。

他者評価を得ることで自己評価が高まる

自分で写真を撮り、(SNSなどで)公開をする女性が増えていますが、そういった行動をする理由の一つとして“自己開示をし、より効果的な人間関係を築こうとする意識”がそこに働いていると考えられます。

「写真」は自己投影そのもの。現在の心理状態が映し出されるといわれているため、写真を他人へ見せる人は積極的に心を開き、感情を伝え合いながら、相手との歩み寄りをはかっている可能性があります。

また、女性は親和欲求(誰かにそばにいて欲しい気持ち)が強く、共感や同調を求める生き物です。自分の気持ちを受け入れてもらい、相手と心が一体化することで会得できる安心感と他者評価の獲得。そして、自分の価値観の確認作業によって、自己承認し自己評価が高まります。

「私をみて!」からの卒業

自分を信じ、自信をもって心豊かに穏かに日常を送りたいものですが、欲深くなってしまうのが人間の常。他人よりも優れている、特別な存在でありたいという気持ちは少なからず誰の心にでも宿ります。そして、自分の努力や言動を他人に認められたり、褒められたりすることで、”自己愛”が満たされる傾向があります。

自己愛を持つことは悪いことではありません。ただし、その自己愛のはき違いが発生すると依存感情が強まり「私をみて!」と、承認欲求の強さを全面に出してしまうことも。また、他者評価ばかりを気にしてしまうようになるため「よく思われたい」願望が強くなり、相手の視線や言動を必要以上に意識。神経質に物事を捉えてしまう傾向もみられます。ストレス耐性が弱くなり、ちょっとしたことに大きなショックを受けてしまうようになってしまうのです。

「私をみて!」とあえて主張しなくても、あなたが自分のことも相手のことも信頼し、思いやりをもって接していれば、あなたの良さを受容している人は沢山います。自分を信じることで、他人を信じられるようになるのです。「私をみて!」から卒業をしてみませんか?

本当の「親友」「友だち」は何人いますか?

子どもの頃、「私たち親友よね。」という言葉を伝え合うことに、安堵を覚えたことが記憶に残っています。「親友」とは“互いに心を許し合っている友”のこと。アラフォー世代になった今でも安易に「親友」という言葉を使い、心の安定のために心身を委ねてしまっている人も多いように感じます。

心を完全に許しあっている“友”はそう簡単にできるものではないですよね。一生に一度できるか否かという貴重な存在。本当の「親友」「友だち」は何人いますか?お互いに大切に思いあっている相手であれば、連絡を頻繁にとらなくても、必然的に時間を共有するタイミングがやってくるものです。

本当に大切な友だちを思い浮かべてみてください。信頼できる友だちやパートナーの存在はそばにいなくても、心の中に思い浮かべるだけで、あなたの不安や寂しさを払拭してくれます。

「孤独」から芽生える心のゆとり

心が満たされていると、1人で過ごす時間「孤独」である自分を受け入れ、不安や寂しさも楽しめるようになります。自分なりの価値観や感性に素直に寄り添い、責任をもって行動することができるようになるのです。

自分で決めたことを経験し、成功や失敗を繰り返すことで人間的成長へと繋がります。対人コミュニケーションにおける協調性や思いやりが芽生え、多少相手に振り回されても、その相手と一緒にいる時間や経験は“自分で選んだ道(決めた道)”という割り切りができ、一つの経験として受け止められるようにもなる。心にゆとりや成長をもたらす「孤独」の経験。たまには1人の時間「孤独」を楽しむこともいい女の過ごし方ですよ。

小高千枝

odaka chie

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幼稚園教諭、人事、秘書、キャリアカウンセラーを経験。自身の経験から同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心にメンタルケアの分野の幅を広げ、ストレス社会で生きる現代人の「心の免疫力」を高めるためのセッションを提供。会った瞬間に信頼関係が築ける話がしやすい空気感と、ご相談者それぞれのペース に合わせ無理強いすることなく問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得 ており、リピーターが多い。 また、日本に根付いていないカウンセリング文化を広げるために精力的に世の中へ情報発信活動を行う。

関連リンク: 心理カウンセラー小高千枝のメンタルケアサロンピュアラル


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