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いい女は「羨む」ことを自分の糧にする

2014年10月21日小高千枝

隣の芝はやはり青く見えてしまうものです。“羨ましい”と思う気持ちが時に、妬みや僻み。。。マイナス感情のスパイラルを巻き起こしてしまうことも。しかし、その“芝の青さ”を妬むのではなく、相手に対し「頑張った結果なんだね!」「素晴らしい!」といい意味で尊重や憧れにつなげ、「私もああいう女性になれるように頑張ろう♪」と自己成長するための意識の芽生えができたらステキなことだと思いませんか?今回はつい“羨ましい”と思ってしまう女性心理についてお伝え致しますね。

女性はつい「比較」をしてしまう生き物

© konradbak - Fotolia.com

女性には同じような境遇にある相手と自分を比較してしまう心理が芽生えてしまう傾向があります。無意識の中で勝手にライバル視をし、嫉妬心や劣等感を生み出してしまうのです。身近な人で、自分とは全く関係のない分野における活躍は祝福できるものの、自分と関係性の深い分野が目立ってくるとつい比較をし、自尊心が傷つけられ、素直に相手のことを喜べなくなってしまう“比較心理”が働きます。

相手を受け入れることができず、否定するような発言をしてしまうこともありますが、それは相手の評判を落とすということが大きな目的ではなく、自尊心を守るための自己防衛。“言葉”にして自分の気持ちを吐き出すことでカタルシス効果(浄化作用)を得ることもできますが、嫉妬心や劣等感はマイナス感情を助長させるだけです。

メリットデメリットは表裏一体であり、羨む気持ちを自分なりに素直に受け入れ冷静に客観視してみると、そんな自分が面白く見えて来ますよ。「私もまだまだだな」と笑って思えるようになれれば、一歩“いい女”へと前進できます。

「群れる」ことに安心感を抱き過ぎていませんか?

年齢に関わらず、女性は“集団”を作る傾向がありますが、集団行動を好むことには理由があるのです。女性は集団への“帰属欲求”が強く集団や組織に受け入れてもらえることで心の安定を得ようとします。集団に紛れると“個”としての主体性は失われますが、周囲に認められること、共感・同調してもらえることへ安心感を見出し、居心地の良さを感じるようになります。

しかし、その環境になれていくと人間勝手なもので、自己主張もしたくなるものです。ただ、自分の居場所の確保と協調性を大切にしなくてはいけない葛藤から、タイミングよく“個”を主張することができず、集団に対する依存心が芽生え、そして“集団”と“個”のバランスがとれなくなってしまうなんてことも。そのため、集団の中で常に“群れている”女性たちは表面的に心を許しあっているようでも、お互いの個性を尊重しあえていない傾向があります。

また、集団の中で「羨ましい」という気持ちが芽生えると、比較心理が働きます。“個”が不安定なために自分の存在価値を見出す手段として、その対象者の噂話が集団内でのコミュニケーションツールに。共感してもらうことに安心感を抱き、更に依存度が高まってしまうのです。

“個”としての成熟をお互いに楽しむ“良い依存関係”

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“依存”には良い依存と悪い依存があります。お互いに過剰に依存しあう「共依存」は足にしがみつくようなどっぷりとした重たいものですが、必要なときに自然な流れでサポートしあえるような心地よい依存関係は、お互いの感性や価値観を穏かにみつめあうことができるものです。

1人1人が精神的に自立をし、無理することなく関わりをもっている集団は、お互いのことを心から尊敬・尊重しあっている者同士であり、まさに“良い依存関係”。歳を重ねるごとに経験値や心の成熟度が増し、更に深めたそれぞれの人生観を共有。そこで芽生える「羨ましい」気持ちは相手を承認する気持ちへと変化していきます。

また、自立した女性は「羨ましい」気持ちを自分なりにアレンジし、それぞれのライフスタイルに活かす術を知っています。そこには“個”として成熟していくことをお互いに楽しみ、お互いの大切な領域を侵さないようにする、心地よい距離感や気遣いがあるためです。

あなたの大切なモノ、コト、ヒトを受け止めてみましょう

© WavebreakmediaMicro - Fotolia.com

フェイスブックのお友だちや「いいね!」の数を羨ましがっていませんか?数字であらわれるものは、評価の対象になりやすいだけに心へ与える影響も大きいものですが、その“数”だけで人間の価値が決まるわけではありません。ただ、それだけ“数”を集めることができる人も方法はどうであれ、それなりの努力をしているのだと思います。そのことを認めることができると少し気持ちが楽になります。

つい目先のことに捉われ「羨ましい」と思う気持ちの芽生えは誰にでも起こり得るもの。しかし、あなた自身が大切にしている“モノ・コト・ヒト”をイメージしてみてくださいね。「こんなにステキな“ヒト”に私は囲まれている」「こんな嬉しい“コト”があった」と自分なりの喜びや幸福感をを感じることができると温かい気持ちに気付き、評価に囚われている自分を可愛く思えます。

あなたにとっての幸せは何でしょう?他人を羨む気持ちは悪いことではありません。ただ、その感情に振り回され過ぎないこと。今、あなたが大切にするべき“モノ・コト・ヒト”をしっかりと受け止めてあげてくださいね。大切なモノに囲まれ、満たされた気持ちになると「羨ましい」と思う気持ちが自然な流れで自分の糧になるのです。

小高千枝

odaka chie

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幼稚園教諭、人事、秘書、キャリアカウンセラーを経験。自身の経験から同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心にメンタルケアの分野の幅を広げ、ストレス社会で生きる現代人の「心の免疫力」を高めるためのセッションを提供。会った瞬間に信頼関係が築ける話がしやすい空気感と、ご相談者それぞれのペース に合わせ無理強いすることなく問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得 ており、リピーターが多い。 また、日本に根付いていないカウンセリング文化を広げるために精力的に世の中へ情報発信活動を行う。

関連リンク: 心理カウンセラー小高千枝のメンタルケアサロンピュアラル


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