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“依存感情”をコントロールできるいい女の生き方

2015年07月21日小高千枝

心も体も活動的になる夏。高揚する気持ちの中で若かりし頃の夏を思い出し、懐かしさや淡い気持ちにドキッとするのも楽しいものです。ただ、“恋”をすることは幸せなことだと感じていながらも、仕事や自分のペース、それぞれのバランスをつい頭で考え過ぎてしまい、勢いだけでは“恋”ができない現状。しかし“恋”をすると、彼のことばかりが気になる乙女な面もありますよね。”恋”をするとお互いのペースが掴める安定期に入るまで、依存的に彼を追いかけてしまうこともあります。今回はそんな女性の“依存感情”についてお話をさせて頂きます。

依存心と女心

以前にもお伝えしたことがありますが、女性は承認欲求(認められたい願望)、親和欲求(そばにいて欲しい願望)が強い生き物です。認めてもらうために、自分を頼ってくれる存在の人に対し、尽くしすぎてしまい、自分の存在価値をそこに見出し、その相手に依存する。「誰かに守ってもらいたい」「受けいれてもらいたい」「自分だけを認めてもらいたい」など、依存的な“習慣”や“行動”を繰り返すうちに、自分の概念がその依存的な感情で埋め尽くされてしまい、自分自身のコントロールがきかなくなってしまいます。

依存の種類

【人間関係への依存(関係嗜癖)】
恋人、パートナー、家族、子ども、ペットなど
特定の人間関係などに対して依存、執着を抱く状態。

【行為への依存(過程嗜癖)】
買い物、仕事、ネット(メール、LINE、インターネット、オンラインゲームなど)
ギャンブル、セックス、ダイエットなど
行為に対して依存、執着を抱く状態。

【物質に対する依存(物質嗜癖)】
アルコール、タバコ、コーヒー、チョコレート、薬など
物質に対して依存、執着を抱く状態。

【クロスアディクション(多重嗜癖)】
ひとつの嗜癖におさまることができず、複数の依存をはしごし同時に抱えてしまうこともあります。

“本当の愛”とは?

人間関係における依存においては“共依存”が多く見られます。「あの人は自分を必要としている」「自分がいなくてはあの人はダメになってしまう」。ある特定の人物に対しての支配欲、コントロール欲求を強く持ち、その相手に対して自分自身の存在価値を感じ、自己の確立をそこではかろうとするのです。

誰でも「必要とされている」ことへの喜びは感じます。そして「相手と一体感を得たい」そう願うことも、人を大切に感じるからこその強い思いです。しかし、その思いにゆがみが生じると独占欲が強くなり相手を支配しようとしてしまったり、反対に全ての行動を相手の意志に添うように合わせてしまったりする傾向もみられます。そこからDVやモラルハラスメントなどへ発展してしまうケースも。

“本当の愛”ってなんでしょう?

相手を尊重し、そしてお互いが成長しあえる関係。お互いの“個”の魅力に惹かれあうからこそ“愛”が育まれるように感じます。我慢が足りない時代とも言われていますが、我慢をする必要のないことまで耐え忍んでいませんか?

自分にとって必要な依存感情

しかし、“依存感情”全てが悪いということではありません。

足の引っ張り合いではなく、お互いの存在があるからこそ高めあえる、心が豊かになるためのパートナーに対する気持ち。美味しいモノを食べることでお腹も心も満たされ、また「頑張ろう」と思えること。そばにペットがいてくれることで心が癒されることなど。

自分にとっての必要な“依存感情”(必要としている気持ち)をマイナスに捉え過ぎず、大切にしてください。そして「ちょっと度が過ぎてきたな。」「やりすぎているかも。」と本来ハッピーに感じることに対して、普段とは違う違和感を覚えたときは一度、ストップ。

そんな自分自身の心に寄り添い「何でこんなに頼りたいの?」「甘えたいの?」と自問自答してみて。心に芽生えた小さな問題や悩みにそっと触れてあげてみてくださいね。落ち着いて物事を客観視、冷静な判断力もいい女の生き方には必要です。

あなたにとって必要な“依存”はなんでしょう。神経質になりすぎず“依存したい気持ち”を上手にコントロールしてみてください。

小高千枝

odaka chie

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幼稚園教諭、人事、秘書、キャリアカウンセラーを経験。自身の経験から同世代の女性の気持ちに寄り添うカウンセリングを中心にメンタルケアの分野の幅を広げ、ストレス社会で生きる現代人の「心の免疫力」を高めるためのセッションを提供。会った瞬間に信頼関係が築ける話がしやすい空気感と、ご相談者それぞれのペース に合わせ無理強いすることなく問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得 ており、リピーターが多い。 また、日本に根付いていないカウンセリング文化を広げるために精力的に世の中へ情報発信活動を行う。

関連リンク: 心理カウンセラー小高千枝のメンタルケアサロンピュアラル


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