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女性ホルモンを知らずして生きてはいけない(2)

2014年11月29日吉川千明

前半では、女性ホルモンの働きと40歳に入ってからの体調や肌について書きました。後半は、女性ホルモンと心の関係について書きたいと思います。

卵巣から出される女性ホルモンは2種類

身体で卵巣を表現してセミナーしています。

エストロゲンとプロゲステロン。
2つのホルモンが体の中を男性にはない、女性特有のリズムを作りながら、うねるように流れています。そして、心も2つのホルモンにとても影響を受けます。
月経後から1週間~10日ほどは、気分がうきうきして。これは、卵胞ホルモン、エストロゲンのせい。月経前2週間は、気分が落ち込んだり、イライラしたり。これは黄体ホルモン、プロゲステロンのせい。

この真逆に見える2つのホルモンによる心理状態ですが、40代に入ると、さらに、メンタルに不調をきたすようになってきます。40歳以降、卵巣機能の低下によって、それでなくても1か月のうちに2つの波をもっている女性ホルモンが、さらにコントロール不能になるからです。

女性のメンタルの不調はまず女性ホルモンを疑って!

40代に入って、自分の気持ちの落ち込みに、うつではないかしら?
ヒステリックになる自分の状態に、どうかしてしまったのではないかしら?
やたらと人と喧嘩になったり、トラブルを起こす自分に、周囲から疎遠にされたり・・・。

私の場合は、悪いことが起こっているわけではないのに暗く落ち込んだり、眠れなくなったりしていました。混んだところが苦手になって電車に乗れなくなったり、トンネルが怖くて運転ができなくなったり・・・・。

体調の不良だけでなく、私の不調はメンタルの状態にとても出ていました。後になって、産婦人科医の対馬先生と知り合いになってから、そのことが女性ホルモンに関係していることを教えてもらいました。

女性のメンタルの不調には・・・

女性ホルモンのバランスをとる、女性ホルモンを補充する。
「低用量ピルやホルモン補充療法で、ホルモンバランスをとってみるといいわよ。」と対馬先生はおっしゃいます。女性の場合は、女性ホルモンを抜きにして、メンタルケアは語れないのです。それで効いたら、女性ホルモンが原因だったということ。


更年期、月経前の気分の不調PMS、出産後のマタニティーブルー、いづれも放っておけない深刻な悩みですが、どれも女性ホルモンの急激な低下によるもの。ホルモン低下に仕事や家庭のストレス、働き過ぎなどが加わるとさらに深刻になるのですが、いずれも女性ホルモンを抜きにしては、女性に適したケアとは言えないと思います。

私自身も、10年近く低用量ピルのお世話になりましたし、今は、ホルモン補充療法のジェル剤のお世話になっています。気分が明るく、安定する、というのが、一番私自身が使ってきての実感です。

科学的にナチュラルに生きたい

私のようにオーガニックコスメやアロマテラピー、漢方などに関わっていると低用量ピルやホルモン補充療法(HRT)には反対と思われがちですが、それは違います。

本来は、5~6人はざら。10人も一生のうちに子供を産むのが、生物学的な体のあり方だとすると、ほぼほぼ子供を産まない、今の女性のライフスタイルのほうが不自然。といって、体のケアに子供を産むわけにはいきません。今の時代のライフスタイルをしながら、体を健全に健康に保つには、今を自然に生きる知恵が必要になります。

90歳まで健康に生きたいと願う私たちには、ホルモン補充療法もとてもメリットがあります。

検診は絶対に受けましょう

大塚製薬 エクエル 4.320円

40代になって、内診や婦人科検診を受けたことのない人に会うことがあります。心から、怖いな~。どうしよう。一刻も早く検診を受けて欲しいと思います。

昔と違うライフスタイル、そして、生物学的には何一つ変わっていない私たちのからだ。だから検診を受けて欲しいのです。検診の話は改めて、しつこくしつこくいたしますね。大事なあなたの命を守ることだから。

左の写真は大塚製薬のエクエル。婦人科や調剤薬局で販売されています。更年期の人にとてもお勧めの、サプリメントです。詳しくは、ホームページをご覧になってください。http://www.otsuka.co.jp/eql/

ちなみに、私も検尿で検査をしましたが、エクオールを作れない人でした!

吉川千明

Yoshikawa Chiaki

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美容家・オーガニックスペシャリスト
「最上級のビューティは自然の力、植物の力が与えてくれる」という考えのもと、ビューティ、食、漢方、女性医療などナチュラルで美しいライフスタイルを様々な角度から提案している。「ジュリーク ショップ青山」、「白金台ビオ・パスカル」などのサロンやショップのプロデュースや、日本で始めての女性専用漢方薬局を銀座に設立した経験を持つ。オーガニックビューティーの第一人者として、多岐に渡り活躍中。オーガニック&ナチュラルコスメのプレスルーム「ビオ代官山」、働く女性の保健室「さくら治療院」代表。CIDESCO国際認定エステティシャン&アロマセラピスト。NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」認定メノポーズカウンセラー。NPO法人「みんなの漢方」理事。
著書:「オトナのための女性ホルモンの話」(宝島社)2013.6月発売など

関連リンク: ビオ代官山


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