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「オーガニックバーム」を使いこなす

2014年02月13日吉川千明

昨日は、イギリスからやってきたオーガニックスキンケアブランドの発表会があり、ゲストスピーカーとして、植物療法についてお話しさせていただきました。
植物の恵みを取り入れた自然療法を植物療法といいますが、最近は、雑誌の編集さんやライターさんにも、自然や植物に興味のある方が多く、昨日もたくさんの方々に聞いていただきました。

バームとは?

今日は簡単に取り入れられる植物療法の第一歩として、「バーム」とバームの使い方をご紹介します。バームとは「軟膏」のこと。元々はハーブでできた家庭薬のような位置づけだったのでしょうが、今は、「バーム美容」などと称して、美容のためにもよく使います。いろいろなバームが入ってきていて、最近はバーム使いがちょっとしたブームになっています。
今日は用途の違う4つのバームをご紹介します。

痒い!そんな時にはチックウイードのバームを

11種類のバームあり。スターハーブバーム 30g3.500円(税別)

これは、今回発上陸のイギリスのブランド「ハーブファーマシー」のスターハーブバーム。スターハーブとは、チックウイード、ハコベの別名。チックウイードは痒みを止める植物として有名です。小さい頃、野原でよく遊んでいた私には、ハコベは野原に生える雑草で、カナリアにあげるためによく摘んでいました。強い植物でどこにでも生えてとても役に立つハーブです。皆さんは、肌が痒い時には何を塗りますか?我が家では、すぐにステロイドを塗ったりせずに、まずはこのチックウイードのバームを塗るようにしています。

日本の名品―華密恋のバーム

華密恋 スキンバーム25g2.000円(税別)

黒っぽいベージュをしていますが、一年間、長野県は安曇野の山の上の工場で静かにアルコール漬けこまれていたカモマイルの全草から出たエキスを練りこんだため、このような色になっています。香りを嗅ぐとやさしいジャーマンカモマイルの香りに心癒されます。ジャーマンカモマイルにはカマズレンという成分が含まれ、炎症や痒みを抑える働きがあります。ややねっとりしたバームは、ハンドクリームでは物足りないような酷い手荒れにおすすめです。

ワインレッドは、セントジョンズワードの色

オーガニック・ボタニクス オーガニックバーム30g 4.400円(税抜)

これはイギリスのオーガニック・ボタニクスの万能バームです。
この色を見たらセントジョンズワートの葉から出た色と覚えておいてください。
セントジョンズワートとは、聖ヨハネのイボという意味ですが、この植物には、色々な逸話があります。セントジョンとは聖ヨハネのこと。隠れていたヨハネをこの草が生い茂り追っ手から隠してくれたとも、この葉からでる赤い色が、聖ヨハネの血の色だとも、言われてきました。日本名は西洋弟切草といいます。傷や神経痛の民間薬として使われてきた植物ですが、私は、神経が触るようなぴりぴりとした関節や腰の痛み、やけどした肌に塗って使ってきました。この植物の持つ色に意味があるのでしょうね。とても役に立つ万能バームです。

マスクに、マッサージに、クリーム替わりに!―私の一押しバーム

ニールズヤードレメディーズ ワイルドローズビューティバーム50g8.500円(税抜)

イギリスはニールズヤードレメディーズのワイルドローズビューティバーム。
このバームは、いいものはたくさんあるニールズヤード社の中でも私が特に好きな製品です。ワイルドローズとは、ローズヒップ油のこと。ローズヒップ油にエイジングケアでは特別な位置づけのフランキンセンスの精油を配合したバームです。クレンジング後の清潔な肌にべったり塗って、べったり、しっかりしたマッサージを行います。肌が酷く痛んで乾燥した夜には、べったり塗って、そのまま朝まで寝てしまいます。私はこのバームの威力!をよく知っていますから、肌を休ませてあげたい時も、肌に活を入れたい時も、このバームをよく使います。額の深い表情皺、眉間の皺、ほうれい線にはこのバームを思い出してくださいね。

普段の生活はできるだけナチュラルにしたい!

お薬に頼らなければならない時はあります。
でも、普段の生活はできるだけナチュラルにしたいと思っています。
自然環境を破壊することなく、取りつくすことなく、たくさん自然の恵みにお世話になりたいと思っています。皆様も植物療法の第一歩、バーム、をぜひ試してくださいね。

吉川千明

Yoshikawa Chiaki

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美容家・オーガニックスペシャリスト
「最上級のビューティは自然の力、植物の力が与えてくれる」という考えのもと、ビューティ、食、漢方、女性医療などナチュラルで美しいライフスタイルを様々な角度から提案している。「ジュリーク ショップ青山」、「白金台ビオ・パスカル」などのサロンやショップのプロデュースや、日本で始めての女性専用漢方薬局を銀座に設立した経験を持つ。オーガニックビューティーの第一人者として、多岐に渡り活躍中。オーガニック&ナチュラルコスメのプレスルーム「ビオ代官山」、働く女性の保健室「さくら治療院」代表。CIDESCO国際認定エステティシャン&アロマセラピスト。NPO法人「更年期と加齢のヘルスケア」認定メノポーズカウンセラー。NPO法人「みんなの漢方」理事。
著書:「オトナのための女性ホルモンの話」(宝島社)2013.6月発売など

関連リンク: ビオ代官山


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