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地元で観光!? 手軽な『ステイケーション』の愉しみ<<前編>>

2013年10月02日木内アキ

そろそろ「年末年始はどう過ごそうか・・・」なんて思いも頭をよぎるころ。旅行するにしろ、田舎に帰省するにしろ、どこかに出かけるならそれなりの出費が避けられません。ちなみに、わたくしキウチの実家は北海道。ハイシーズンのエアチケット代には、いつもため息をついています。

出費の予感がするとはいえ、10月&11月には連休もあります。秋らしい爽やかな空気は、外出するのも気持ちがいい季節。浪費を恐れて出歩かないなんてもったいない! そこで、お金をかけずに近場で休日を楽しむ『ステイケーション』に目を向けてみました。

安・近・短でも過ごせる「上質時間」

そもそも『ステイケーション』とは、
「ステイ(滞在する)」+「バケーション(休暇)」をくっつけたアメリカの造語。
景気低迷の時代を受け「ふだん過ごしている身近な場所で、楽しく休暇を
過ごしましょう!」という意味を込め、生まれてきた言葉だそうです。

「それって、休日に近所をぷらぷら散歩したり、ずっと読みたかった本を
のんびり読んだりするのと何が違うの?」と思うかもしれません。
どちらも遠出しないで楽しく過ごすステキな時間ですが、
あくまで「いつもの休日」の延長。
そこにふだんはやらない「バケーション」的ワクワク要素を
プラスしてみるのが『ステイケーション』の発想です。

ポイントは、ちょっとした"非日常感"。
たとえば都内で働く公務員サチコさん(36歳)の趣味は
伊坂幸太郎さんや東野圭吾さんなどの話題の小説を読むこと。
いつもの休日は自宅で本を読んでいますが
月に一度はわざわざ都内の公園で読書することにしています。

近くにある、プチ"非日常"を探せ!

豊かな緑と水辺が、非日常感たっぷりの『有栖川宮記念公園』。敷地内には蔵書の充実した都立中央図書館も!

先日行ってみたのは、広尾の『有栖川宮記念公園』。自宅のある都立大学からドア・トウー・ドアで25分くらいの距離です。

「駅前の商店街でドイツパンを買ってから公園の中を散策しました。
都会の真ん中なのに静かな森や水辺があるし、大使館が多い土地柄のせいか、いろんな国の子どもたちが遊んでいて、なんだか外国にいるみたいな気分で」。

ベンチや芝生など心地いい場所を見つけたら、
マグボトルに入れた温かいルイボスティーをお供に心ゆくまで本を読みます。

「晴れた空の下で本を読んでいると、時間を忘れるくらい気持ちいいんです」。

帰りは外国製の食材が充実しているスーパー『ナショナル麻布』に寄って、美味しそうなチーズを購入して帰宅。往復の交通費と買い物代を合わせても、1日の出費は1500円弱でした。

だらけた休日に喝を入れる役割も・・・?

『ステイケーション』という言葉は知らなかったけど・・・と話すサチコさん。

「前は近所のカフェで読書していたのですが『休日だから』と
カラダを締めつけないルーズな服にノーメイク。だらけた格好で
出歩くのがあたりまえになっていて。
そんなある日、お店の窓ガラスに映った自分がめちゃくちゃ老けて見えて・・・ゾッ!
月イチで本を読みに出かけるだけですが、少しオシャレして違う街で過ごすのは、
散歩と旅行の中間みたいなカンカクで、前向きな刺激になってます」。

休日もお金をかけず、近場で非日常感を楽しむには、
ちょっと発想を変えればいいだけ。最もポピュラーな方法は、
いつもやっていることのロケーションを変えてみることです。

たとえば・・・

老舗の市場はもちろん、週末によく開催される朝市やマルシェを、少し早起きして見に行くのも楽しそうです。

例)
・近所をジョギング
→ 川沿いや海辺など眺めのいい場所でジョギング&スーパー銭湯でさっぱり汗を流して帰る

・友だちと家飲み
→ かんたんな手料理を持ち寄り、ピクニックがてら公園で昼からプチパーティ

・食料品の買い物
→ 活気あふれる市場や、テレビに出る話題の商店街まで足を伸ばしてみる

などなど。
楽しむポイントは、「家でDVDもいいけど、来週は銀座の映画館まで行ってみよう。帰りは伊東屋で文房具を見ようかな」とか、ちょっとウキウキするバケーション要素を取り入れつつ、あらかじめ計画を立てること。

「その日の気分で・・・」とダラダラしてしまうと、出かけるのがおっくうになりがち。
前出のサチコさんも「給料日前の週末=読書さんぽの日」と決めているから
「次はあの公園に行こう」と決めて、周辺情報の収集もできるのだそうです。

*****

ちなみに、うちのダンナの『ステイケーション』は、大好きなサボテンや多肉植物探し。
休日は時々「都内のステキな多肉植物ショップ巡り」をするため、
ひとりでぷらりと出かけていきます。

お金を使わなくても、遠くに行かなくても、
過ごし方の視点を変えて休暇気分を満喫する
『ステイケーション』。

次回の後編では、お金をかけずに旅気分が楽しめる
ネタ探しのコツをお送りいたします。お楽しみに~!

木内アキ

Kiuchi Aki

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北海道旭川市生まれ。神田外語大学 外国語学部 英米語学科を卒業後、アパレルのプレス業務を経て、フリーランスのライターに。"オンナの自然で楽しい暮らし"をテーマに旅・衣・食・雑貨の記事を手がける。目標は「きちんとした自由人」。執筆の傍ら、夫と共にフェアトレード雑貨のアトリエショップ『nomadicraft』を運営中。



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