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ひとり旅デビュー、してますか? ≪後編≫

2013年07月03日木内アキ

前回、アラフォー世代の女性は、ひとり旅を楽しめる or 楽しめないかで生活の潤い度に差がつきそう、という事実にふれました。また、ひとり旅未経験者は「ひとり旅ってつまらなそう」「ひとりが不安」という思いから一歩を踏み出せない人が多いこと。しかし、実は「行ってみたい!」と思っている人が意外に多いことも見えてきました。

そこで≪後編≫では、ひとり旅に興味はあるけれども、ちゅうちょしているひとり旅ビギナー女性に向けて、ひとり旅デビューのポイントをご紹介します!

"初ひとり旅"のハードルさえ越えれば、次からは楽になる!

ひとり旅に行ってみたいのに、どこに行けばいいのか、何をすればいいのか、
なかなかフンギリがつかずにダラダラとネットサーフィン。
そのうち仕事が忙しくなって旅行のタイミングを逃し
「ああ…結局、今回の休みもどこにも行けなかった…」なんて経験ありませんか?

日本にも海外にも、魅力的な場所はいっぱいありますし、最近は書店に行くと、
読むだけでワクワクが伝わってくる、女性のひとり旅を描いた旅行記もいろいろ。

交通手段・宿泊・食事がセットになった「温泉宿泊パック」なら、手配もかんたんなうえ、ひとりで食事をする心配からも自由に。温泉三昧で、疲労回復&美肌を狙う旅も悪くない!?

しかしそれらに影響されて「ひとりでインドを旅したいけど、私には難しいかも…」とため息。そりゃ当然! 彼女たちは、旅の本を出版するくらいの上級者ですもの!

最初から、旅慣れた人のようなステキなひとり旅がしたいと願っても、それはムリというもの。でも≪前編≫でご紹介したとおり、行く前は不安でも、いったん経験するとグッと心のハードルが下がり、自分らしい旅が楽しめるようになるのもひとり旅の特徴です。

千里の道も一歩から。
迷ってどこにも行けないよりは、とにかく近場でもいいので「初ひとり旅」に行ってみるのを目標にしましょう。最初は、ほとんどの旅行会社で取り扱いのある「温泉宿泊パック」など、交通手段・宿泊・食事がセットになったプランを利用してもいいと思います。それだって、ひとりで申し込むには勇気が必要なはず。

「楽しかったけど、もうちょっとおしゃれに旅したかったなあ…」とか、多少の心残りが出てくるくらいがちょうどいいのです。残った悔いは、次回以降のひとり旅でひとつずつ解消していけばよいのですから。

「宿+足+食事」を押さえれば心配ナシ!

予約ボタンをポチッと押すときは緊張しても、いざ予約が完了するとなぜか腹がすわり、旅する覚悟が決まるもの。

それでは、初のひとり旅を実現するための、具体的な行動ポイントを考えてみましょう。

◎「宿+足」を押さえてしまう!

「職場で休みが取れるかどうか…」など受け身に悩むのをやめて、上司や同僚、家族に「ここでお休みいただきます」と数ヶ月前からアピールを開始。早々に「ホテル」「交通手段」の予約を済ませてしまいましょう。

予約をするまでは「私、本当にひとり旅に行って大丈夫?」などとドキドキすると思いますが、いざ申し込みをしてしまうと不思議なほど心がすっきりし、
「行くしかない!」と覚悟が決まるものです。

◎予算をケチりすぎるべからず!

「初めてのひとり旅」をする機会は、一生に一度だけ。
リッチな5つ星ホテルに泊まらなくても、あまりに予算をケチりすぎると、
食事がまずかったり部屋が汚かったりして、旅の喜びが目減りしていく可能性も。

夜になると街の雰囲気が一変…という可能性も。最初は多少値段が高くても、安心できる宿をとるのがオトナの選択。

また、現地の様子が分かりづらい海外旅行の場合、どうせ寝るだけだからとケチって安ホテルに泊まったところ、夜になると周りがまっ暗になって食事にすら出歩けない…など予想外の事態も。

ひとり旅に慣れないうちは、ちょっと贅沢かな?と思っても確実に「楽しい」「安心」と思えるほうを選んでいい思い出を作る。それも大人ならではの投資です。

◎目的をある程度絞りこむべし!

「観光も、買い物も、マッサージも、エステも、おいしいものも食べたい!」
その気持ちは分かりますが、やりたいことが多い=準備と出費が増えるということ。

最初からいきなりハードルを上げすぎないためにも、
「今回の旅で一番したいのは何?」と自分と対話して優先順位を決めましょう。
ひとり旅をきっかけに、自分が喜ぶことや自分がイヤなことが、
前よりも分かってくるかも!

初心者に優しいおすすめ都市はどこ!?

では筆者の独断&偏見ではございますが、
初めてひとり旅するアラフォー女性に向けて国内&海外おすすめ都市をご紹介します!
自分らしい旅を考えるうえでの、参考にしてみてくださいね。

ポイントは大人の女性ひとりでも①「やることがいっぱい」あって
②「行動しやすく」、③「ごはんが食べやすい」街です。
まずは国内から!

清水寺などド定番の観光名所でも、ひとり自分のペースで巡ると違う景色が見えてくるもの。何度来ても飽きないほど見所がいっぱいなのが、京都の実力です。

【京都】
ありきたり…と言わないでくださいませ…。
「見所があって飽きない街」として、京都はやはり日本屈指。名所旧跡、寺社仏閣、街並み散策などなど、どこも見た目が美しくストーリー性があって情緒的。しっかり満足できます。

また、街全体が観光客に慣れているため、ひとり旅女性も珍しがられることなく気楽。道が分からないなども、対応が親切です。また、お土産も各種あるので、買い物の満足度も十分!

気をつけるべき点と言えば、連休などは多くの人で混み合うことと、夏はかなり暑く冬はけっこう寒い、という点ででしょうか。

歩いて巡れるちょうどいい大きさの中に、女ゴコロをくすぐるおしゃれスポットがたくさんある神戸の街。写真は神戸旧居留地にある代表的な異人館のひとつ、うろこの家。

【神戸】
関西が続きますが、異国情緒あふれる港町・神戸。歴史スポットもありますが、おすすめは神戸のセンスが光るおしゃれなセレクトショップや雑貨店巡り。街自体はそんなに大きくないので、地図を片手に歩いて巡るのも無理がありません。

また、中華街から洋食、地元グルメまで何でも揃うごはんの美味しさも魅力。都会なので、女性がひとりで食事をしやすいのもポイントです。

電車で30分くらいで有馬温泉にも行けるので、買い物と温泉を組み合わせた欲ばり旅行もかんたん。

都会なだけに交通手段が各種あり、慣れていないと乗り間違えなどの可能性が出てくる点はくれぐれも留意しましょう。

豚骨スープの博多ラーメン、ひと口サイズの博多餃子など、必ず食べたいグルメが目白押しの福岡エリア。

【福岡】
飛行機でのアクセスや、福岡空港から市内までの地下鉄など、とにかく交通の便が◎。移動にあまり苦労しないのが高ポイントです。

東京を例に考えると、金曜の夜に仕事を終えたらすぐ羽田から福岡空港へ。夜は天神か中州の屋台を初体験。やはり都市部なので、ひとり女性も珍しくありません。(そして、女性の多い店を選べばより入りやすいはず!)。

市内に泊まった翌日、福岡市内を観光してから太宰府に足を伸ばして観光&太宰府温泉に一泊するのも方法。
ミニマムな移動でも中身の濃い旅ができます。
女性ひとりなので、夜の繁華街を歩く場合は十分注意しましょうね。

ややハードルの高い海外は、まとめて紹介します!

【パリ】【ニューヨーク】【ロンドン】
こちらも、ありきたりと言わないでください~!
どれもド定番の都市ですが、定番になるにはそれなりの理由があるもの。
ひとり旅にも向いた特徴をどの街も兼ね備えています。

上/本物のエッフェル塔を見るとやはり感動! 中/活気あふれるNYのタイムズスクエア周辺。 下/ロイヤルウエディングが行われた、ロンドンのウエストミンスター寺院。

まずは、「直行便が飛んでいる」ため、飛行機に乗りさえすれば現地に着くので楽です。(乗り継ぎ便は慣れると便利な部分もありますが、最初は緊張が増えるので…)。

次に「英語が通じる」こと。唯一英語圏ではないのはパリですが、パリ市内のホテルやお店で英語が全く通じない…というケースはそれほど多くありません。(もちろん、ときどき英語が喋れない人はいます)。

英語が苦手な人でも、日本の義務教育で習った単語を駆使すれば、なんとか会話になります。文法を過剰に気にしないのがコツ。まったく単語も分からない国にいくより、少しでも言葉が分かるほうが、海外だと大きな安心感につながります。

そして何といっても大きいのは、どこもどこも地下鉄が走っていて「市内の移動がしやすく」、「観光地」巡りと「買い物」だけでも十二分に満足できる点。

たとえば美術に興味がなくても、ルーブル美術館や大英博物館に行って「教科書に載っていたあれ」を見るだけでも楽しめますし、エッフェル塔や自由の女神など、映画や雑誌に出てくる名所を観れば気分も高揚!おしゃれな店もたくさんあるなので、買い物もたっぷり楽しめます。

また、女性ひとりでも食事しやすいカフェやダイナーも充実。
(海外の場合はファストフードでも楽しいですし!)
5日くらいの滞在なら、定番の観光地を巡って買い物するだけで
あっという間に過ぎてしまうでしょう。

もちろん、日本ほど治安のいい場所はありません。スリやひったくりもいますので
十分気をつける必要があります。ただ、都市部はリゾート地ほど気が緩みすぎず
周囲に人も多いのでかえって初心者向けだと思います。

*****

出発前はドキドキだったはずが、帰る頃には
「ああ、もっと長くいたかったな」と思うのが旅の不思議。
初めてのひとり旅を「えいやっ!」と乗り越えるイキオイが、
旅を人生の潤いにする早道になってくれますよ。

木内アキ

Kiuchi Aki

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北海道旭川市生まれ。神田外語大学 外国語学部 英米語学科を卒業後、アパレルのプレス業務を経て、フリーランスのライターに。"オンナの自然で楽しい暮らし"をテーマに旅・衣・食・雑貨の記事を手がける。目標は「きちんとした自由人」。執筆の傍ら、夫と共にフェアトレード雑貨のアトリエショップ『nomadicraft』を運営中。



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