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トランジットでリーズナブルに寄り道旅!

2015年02月04日木内アキ

原油価格の値下がりを受け、この2月1日より航空会社が相次いで国際線の燃油サーチャージを引き下げ中。片道1万円以上も安くなる路線も登場していますから、春休みやゴールデンウィークに海外旅行を考えている人には嬉しいニュースですね。
とはいっても、旅費の大きな割合を占める飛行機代は少しでも抑えたいものです。そんなときの強い味方が、目的地に直行せず途中で飛行機を乗換えるトランジット便。移動時間が長くなるデメリットはありますが、それも実は楽しみに変わるかも…?

最大のメリット、安さをどう活かす?

そもそもトランジットとは、出発地から目的地に向かう途中で、ほかの空港に立ち寄る“乗り継ぎ便“のこと。その待ち時間は航空会社や利用する便によりさまざまで、短ければ2時間程度、最長で24時間以内(!)となります。

もちろんそのメリットは、移動時間がかかるぶん値段が安いこと。たとえば3月28日(土)~4月3日(金)の1週間、日本~タイ・バンコク便を例にして考えてみましょう。(※情報は2月2日現在のもので、状況に応じ変動があります。価格は共に税およびサービス料込)

無駄なく移動したいなら直行便に叶うものなし。乗換のわずらわしさもない、旅の王道プラン。※画像はエクスペディア(http://www.expedia.co.jp/)より

JALの直行便・エコノミークラスを利用した場合、羽田~バンコク間は75260円。一方、大韓航空のトランジット便・エコノミークラスを利用した場合は、同区間が45840円と約3万円も安く!

トランジットだと移動時間は倍に!でもよく見ると、この旅程にも楽しみ方が…。※画像はエクスペディア(http://www.expedia.co.jp/)より

しかし、もちろん安いには安いだけの理由が。それはご存じのとおり移動時間の差。JALの直行便が片道約6~7時間のフライトなのに対し、大韓航空のトランジット便は片道約15~17時間。移動だけで倍近くの時間差がつくことになります。

これだけ見ると単なるデメリットに感じますが、本当にそうでしょうか?

乗り継ぎ時間も「旅」に組み込もう!

目的地に一刻も早く着き、できるだけ長く滞在を楽しみたい人にとっては、直行便に優るものはありません。サンプル旅程で考えると、28日の深夜に日本を発ち、バンコクに早朝到着。帰りは3日の朝に現地を発ち、夕方には羽田に帰着。最終日はほぼ移動のみになりますが、6日間たっぷりバンコク滞在を楽しめます。

タイに行くついでにソウルで美味しいランチを食べて、買い物を楽しむ。ある意味、贅沢な旅かもしれない!

では、トランジット便をどうメリットに変えるのか。
それには「憂うつな待ち時間」を「楽しい寄り道」にしてしまうのがオススメです。というのも、待ち時間の長いトランジットの場合、カウンターで一時出国の手続きをすれば、ほとんどの航空会社が空港の外に出るのを許してくれます。

先に比較した大韓航空の場合、28日の早朝に日本を発ち、ソウルに9時到着。乗り継ぎ便が飛ぶのは17時ですから、それまでソウル市内で6~7時間も観光&グルメを楽しめます。帰りは3日の午後2時頃にバンコクを発ち、朝9時(現地時間)にプサン着。ここでも5~6時間は寄り道を楽しんで、18時には成田に帰着。

この場合、肝心のバンコク滞在は約5日間と短くなりますが、チケット代が3万円安くなり、さらにオプションで韓国のショートトリップがついてくると考えると、なかなか面白そうではありませんか?

乗り遅れないよう無理は禁物!

エミレーツ航空のトランジットなら、11,000m2にも及ぶ、有名なドバイ空港の免税エリアも利用できる!(※画像はエミレーツ航空より http://www.emirates.com/jp/)

リーズナブルな値段で寄り道旅まで楽しめるトランジット。しかし、飛行機は電車と違い、1~2時間の到着の遅れも珍しいことではありません。乗り継ぎ時間を短く設定しすぎると、寄り道どころか、予定の飛行機に乗るために搭乗口まで全力疾走するハメになるケースもあります。寄り道せずに乗り継ぐだけでも、最低2時間は確保しておきましょう。

また、空港の外に出る場合は、入国審査、出国手続き、セキュリティチェックの時間が必要になります。さらに空港によっては市街地まで出るのに時間がかかるケースも。無理に外出して飛行機に乗り遅れては本末転倒。3時間程度の待ち時間なら、空港に留まって免税店ショッピングを楽しむのもよいですね。ヨーロッパ便の経由地としてよく利用されるドバイをはじめ、乗換地は見所が多い空港にしておくのも方法です。

*****

「本当は直行便で行きたいけど、安いからやむを得ずトランジット…」と考えてしまうと、せっかくの旅に残念なムードがつきまとうもの。「このお値段でバンコクにも行けて、ソウルでエステと焼肉、プサンで魚介類ランチまで楽しめちゃった!」と、旅の前向きな要素としてトランジットを利用してみるのも悪くありませんよ!

木内アキ

Kiuchi Aki

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北海道旭川市生まれ。神田外語大学 外国語学部 英米語学科を卒業後、アパレルのプレス業務を経て、フリーランスのライターに。"オンナの自然で楽しい暮らし"をテーマに旅・衣・食・雑貨の記事を手がける。目標は「きちんとした自由人」。執筆の傍ら、夫と共にフェアトレード雑貨のアトリエショップ『nomadicraft』を運営中。



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